NTTコミュニケーションズは16日より、「050ビジネスダイヤル」という050IP電話の特性を活かした新たな受付番号サービスの提供を開始した。中小規模のコールセンター、一般事務所の受付などに利用でき、取引先との円滑なコミュニケーションを実現できるというのが狙いだ。「050ビジネスダイヤル」サービスは、IP電話のビジネス利用拡大の鍵となるだろうか?
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■受付番号が簡易に開設、固定・携帯なども種類制限がない

利用中の電話回線や設備がそのまま活用でき、新たな受付番号を開設できる。IP電話のビジネス活用に対して今までネックになっていた、電話会社による制限や固定・携帯など電話の種類制限がないのが、第一のサービスの特徴だ。

■050IP電話だから、全国一律のお得な通話料

発信者の通話料・契約者の通話料は、050IP電話の通話料なため、全国一律となる。例えば、発信者の通話料は、050IP電話へ発信した場合の通話料と同額。契約者の通話料は、050IP電話から契約中の電話へ発信した場合の通話料と同額。

■Web上で柔軟に変更が可能

このサービスの最大の特徴として、用途や状況に応じて、転送先や着信回線数などを、契約者自身がWeb上で任意に変更できることが挙げられる。これにより、柔軟かつ迅速な受付体制の構築が可能となる。「お得意さま専用ダイヤル」を設け、営業時間内は事務所の電話で受け、営業時間外や外出時は担当者の携帯電話につなぐなどの利用も考えられる。
スマートフォンや Skype フォンといったデジタル情報端末のビジネスシーンへの進出に加え、「050ビジネスダイヤル」のようなインフラ面でサービスの登場は、今後ビジネスの現場にどのような変化を与えるだろうか?

(編集部:T.0tsu)
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