都内、日本橋高島屋で開催されている「宮崎県物産展」の初日に宮崎県知事の東国原英夫氏が登場した。いつものように物産品をアピールして、黒山の人だかりをイメージしていたが・・・。
この時の知事の複雑な表情がテレビや新聞などでも報道された。知事自らブログで当時の心境を語っている。

日本橋高島屋で「第21回日向自慢みやざき展」(宮崎県物産展)が9月10日(水)〜9月15日(月)まで開催されている。
初日の10日にはおなじみ、宮崎県の東国原知事が開店前からスタンバイ。お客さんへ宮崎県産品をしっかりアピールしようと待ち構えていた。
しかし、開店と同時に押し寄せたお客さん(ほとんどはベテラン主婦)達は東国原知事を横目に逆方向の「宮崎牛の安売りコーナー」へ突進していった。
知事の存在に気が付き、一瞬を視線を向けながらも足は「宮崎牛」へと進める人もいた。
この様子は、テレビや新聞でも報道され、14日のテレビ番組「アッコにおまかせ!」でも紹介されていた。
あっという間に、自分の前を通り過ぎていった「おばちゃんパワー」に驚愕と寂しさが混じった複雑な表情を見せる東国原知事の写真を見て。
「やっぱり、牛肉はなくなっちゃうからね。まずは牛肉を手に入れて、それから東だよね」
と和田アキコが冷静に状況を分析していた。

東国原知事はこの時を振り返って、「これこそ、私が目指す宮崎県の姿です」という主旨のコメントをブログで書いている。
そのまんま日記によると、

物産展会場が開店した時、
「一度は僕の方を見て、僕に気がつきながら牛の方い走って行く方も。もう、周りは大爆笑ですよ」
そして、”主婦は強し”と当時の情景を思い出すように語っている。

だが、さすが知事の視点は違う。寂しい気がしたのは確かだが、これこそが、「ある意味僕が目指す宮崎の姿」だという。自分が前面に出てPRしなくても”宮崎”が全国に浸透することが、、宮崎の真の定着定番化であるとコメントしている。

東国原知事も永遠に続くわけではなく、既に知事の体力もギリギリの状態だと思われる。宮崎県も東国原ブランドにいつまでも頼るわけにはいかない。

(編集部:TAKESHI)


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