ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

[PR]前代未聞?全額返金保証の育毛剤

一合目から夜行登山で富士山頂に。1日に2度も登ったぞ!=東京・練馬

2008年09月14日13時34分 / 提供:PJ

pj
一合目から夜行登山で富士山頂に。1日に2度も登ったぞ!=東京・練馬
東京・江古田の浅間神社にある「富士塚」は高さが8メートル、直径が30メートル。山頂まで、溶岩で覆われている。(撮影:穂高健一、13日) 写真一覧(5件)
江戸時代には関東を中心として、庶民の間に富士信仰が流行した。それが富士講(ふじこう)となった。富士山をかたどった、ミニチュアの富士塚が各地にできた。塚の上からは、遠方の本ものの富士山がのぞめるように築造されていた。富士信仰の庶民は手短な富士塚に登り、手を合わせて礼拝していた。

 東京・江古田の浅間神社(せんげん じんじゃ)にある富士塚は、都区内でも大規模なものだ。塚の高さが8メートル、直径が30メートル。全体は溶岩で覆われている。1839(天保10)年に築造されている。他方で、文化年間(1804−1808)という説もあるようだ。現在は、国が指定する重要有形民俗文化財に指定されている。

 一般の人が、同神社内の富士塚に登れるのは、富士山の山開きの7月1日、正月、浅間神社の例大祭に限られている。今年の同祭は9月13日、14日の両日だ。

 PJは今年7月に、京都・聖護院の山伏に同行して、一合目から富士山に登った。その記事を読んだ、読者から「夜の富士登山で、面白いところがあります。一合目から山頂まで、一晩に2回でも、3回でも登れます」という情報提供があった。13日の夜7時半に、同神社に出掛けてみた。

 西武池袋線の江古田駅の北口改札口を出ると、目のまえが浅間神社だ。境内にはケヤキの大樹があった。高さ27メートル、幹の太さは3.1メートルだ。樹木の形がよく、練馬区の名木になっている。境内では祭り囃子(ばやし)が流れ、屋台がならび、演芸大会が行われていた。例大祭は大勢の人で賑(にぎ)わっていた。

 境内の奥には富士塚があった。塚に入れるのは朝9時から夜8時までだった。注連縄(しめなわ)が真新しい鳥居をくぐると、雰囲気ががらりと変わった。多少の照明はあるが、うす暗く、秋虫とセミが盛んに鳴いている。懐中電灯がなくても登るていどのライトや提灯(ちょうちん)による照度はあった。足元は急だが、岩盤だからしっかりしている。

 山頂を仰ぎ見ると、老若男女が登っている。子どもたちは夜が好きだ。浴衣姿の男子、女子が嬉々(きき)として登っていた。

 小さな角柱の『一合目』の道しるべがあった。そこには赤い鳥居と祠(ほこら)があった。多くがさい銭をあげて参拝していた。二合目、三合目とつづく道は、溶岩の階段状で、富士山の夜行登山の雰囲気をかもし出す。

 塚全体がうす暗くて、全容は確認できないが、頂上まで3ルートほどあるようだ。どれもが上手に築造されていた。木の鳥居は大小4ヵ所あった。地図がなくても、山頂を目指せる。この点では、登山の経験が薄くても、初心者でも登れる、本ものの富士山に似ている。

 登山道の脇には石碑とか、石像とか、講碑とかが立つ。登山者がすれ違うと、「がんばれ」という掛け声すらも飛びだす。20代の女性連れが、祭りで酒が入り、登りがつらい、と戯れに叫んでいた。だれもが楽しげだ。

 山頂の祠は唐破風(からはふう)屋根で、真新しい注連縄(しめなわ)が飾られていた。お餅と酒が奉納されている。登頂者は一人残らず、礼拝をしていた。ふり返ると、富士山頂からの夜景があった。境内のライトと提灯と舞台だ。その先には西武線の電車が走っている。

 「降りたくないな。ご来光を待ちたいな」
 「2回も登っちゃった」という女性。朝と夜と2回も登ったという登山者もいた。

 江戸時代の庶民も、こんなふうに富士塚で楽しんでいたのだろうか。【了】

■関連情報
記者HP:穂高健一ワールド
PJニュース.net
PJ募集中!

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一

この記事に関するお問い合わせ / PJ募集

関連ワード:
富士山  登山  文化財  正月  夜景  
Ads by Google
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

関連ニュース:富士山

PJニュースアクセスランキング

注目の情報
私も英語が話せるようになった!
文法とか前置詞とか、ぜんぜんわからなくて、英語がまったく話せなか
ったのに、今では仕事で海外のお客様とも気軽に英語でやり取り♪
毎日聞き流していただけなのに不思議ですよね!


彼女が聞き流していたものとは?

写真ニュース

プロパンガス訪問販売のトラブルが急増! 関東地方に集中 藤岡の捨て猫問題の経過報告=群馬・藤岡 恐ろしい感染症「シャーガス病」と闘おう、国境なき医師団がキャンペーン 世界から最新の文房具がずらり=アジア最大級の展示会開催中、東京ビッグサイトできょうまで
死体が発見された未解決事件の現場=群馬・藤岡 「第16回東京国際ブックフェア」を12日まで開催、世界30ヵ国が参加=東京 報道写真から、世界が見える、人間がわかる、将来が読める(5) 裁判員制度のココが分からない、元検事の山尾志桜里さんに聞いた(中)
昔とんぼの旅日記-ウズベキスタン編(24) お薦めの北アルプス初心者コース、上高地から涸沢まで(下) こどものネットやケータイの悩みを無料相談、都が窓口を開設! ソマリアで戦闘激化、住民は避難し援助団体の診療所は閉鎖

特集

ケータイでニュースを見る
QRコード 行きの電車、帰りの電車で
livedoorニュースを読もう!
ケータイにメールを送る