未だに大麻使用を認めず法律に訴えている露鵬、白露山とは逆に、若ノ鵬の記者会見には胸が詰まった。まげを結うことが許されず、不精ひげに黒の紋付きハカマ姿で臨み、ハンカチで涙をぬぐった。

 「日本の皆さん、すみませんでした」「こらから真面目にやりますので許してください」
 未熟な20歳の青年に人生をやり直すことは許されないのか。聞けば若ノ鵬は、将来の大関候補の一人という。もう一度チャンスを与えても良いのではないだろうか。
 大麻といえば相撲界よりも芸能界。そして芸能界には「大麻半年覚せい剤1年」という言葉がある。かつて大麻で検挙されたタレントは数多く、美川憲一、井上陽水、槇原敬之らが有名だが、見事に芸能界に復帰している。いや、復帰どころか大麻というハンディを乗り越えてスーパースターとして君臨している。彼らは才能があるから、過去を打ち消す力を備えている。
 芸能界は特殊な世界である。大麻や薬との接点があるように、有名人の彼らに接近する黒い罠が待っている。悪魔の誘いに魅入られて身を崩すタレントが後を立たない。その筆頭が清水健太郎であり3、4回目の逮捕でも懲りない。さらに田代まさしのようにその世界から抜けきることができずに刑務所にお世話になるタレントもいる。それだけならいい。あれほど将来性豊かで才能の塊だった尾崎豊は、薬が原因の肺水症で命を落としている。
 大麻は犯罪だ。だが永久追放するほど厳しい処分を下す必要があるのか。17歳の若者のリンチ殺人が起きたのは、相撲界である。反省している若者を復帰させないほど、相撲協会は立派な組織なのだろうか。暴走族から大関に昇進した千代大海の例もある。トカゲの尻尾切りのように、外国人力士だから解雇してという魂胆がミエミエなのである。相撲界はタニマチの世界である。彼らに寄ってくる人間は、ヤクザだっていくらでもいる。相撲取りの世界には、雑菌が蔓延しているのである。
 外国人力士に対する厳しい処分とは逆に、親方の北の湖前理事長は、理事として残った。「経験が豊富なのでこれからも力が必要だから」という。リンチ殺人の責任を何も取らず、何ら指導力を発揮せず、朝青龍を甘やかして相撲界のルールを踏みにじってきた北の湖は、真っ先に「解雇」されるべきだろう。理事として北の湖が残ることなど許されるはずがない。

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