負傷からようやく復調の兆しを見せるインテルのフランス代表MFパトリック・ヴィエラ(32)。ジョセ・モウリーニョ監督は、5日のロカルノとの練習試合でヴィエラを起用する方針で、問題がなければ13日のカターニャ戦の招集を検討しているとのこと。

仏紙“l'Equipe”のインタビューに応じたヴィエラは「今でもトップレベルでプレーする自信があり、コンディションを取り戻すために何をするべきかを把握しているつもりだ。俺は嘘つきではない。練習に励み、過去の自分を取り戻し、フランス代表復帰も可能だと確信している」とコメントした。

一方、モウリーニョ監督の印象について「これまで全く経験したことのない練習方法を経験したよ。正しい軌道に乗り、完全復活は近いとのポジティブな予感がある」とヴィエラ。負傷前は頭脳的なプレーで中盤の要として君臨したヴィエラは「インテルの1年半という長期間に渡って負傷離脱を繰り返し、トップコンディションでのプレーから遠ざかっている俺に対して、世間が疑心的になっていることも知っている。しかし、復活に向けて日々練習に励んでいる」と締めくくっている。