思わずうっかりついポロリ!これがエンジニアの失言だ
エンジニアの仕事は、発生している現象や検証結果を正確に伝えないと、あとあと大変な事態が起こりうる。けれど職場の人間関係を円滑にするには、“事実をまっすぐ伝えればOK”ばかりではないのが難しいところ。今回は、そんなエンジニアの職場に巻き起こる「うっかり失言」を、Tech総研恒例の年末特集として総決算した。

”うっかり失言”、ありますか?
■8割近くのエンジニアが”うっかり失言”している……
 今回、25〜39歳のエンジニア300人にアンケート調査を行い、「あとから反省した不用意な発言」の頻度について聞いてみたところ、なんと全体の約8 割は「常にある(12%)」「ときどきある(66%)」と回答。「ほとんどない(10%)」「ない(12%)」と、失言に心当たりのない人は少数にとどまった。

 では8割にものぼる「あとから反省した不用意な発言」というのはどのような発言なのだろうか? アンケート結果を見てみると、単なる言い間違いや勘違いで起こる失言から、悪気なくつい口に出したが結果的に不用意だった失言まで、いくつかのパターンに分けられた。次の項からは失言のパターン別に、具体的な事例をご紹介していきたい。

■油断して発言したら、自分に跳ね返ってきた!
本来正しいはずの発言内容も、伝える相手やタイミングによっては大問題に至ることも。組織間、会社間など、自分の置かれている立場を考慮しながら発言しよう。

1.お客さんへの障害報告時に不具合の混入原因を聞かれ、若かった自分はバカ正直に「自社開発チームの内部事情的な問題」をあげてしまい、お客さんから「そういう体制が問題だ」と改善を求められ、大ごとになってしまった。
指摘した内容は事実であり的確であったので文句こそ言われなかったが、余計な仕事が増えたり、関係ないことまで指摘されてしまったりし、蛇足だったと思った。結果的に悪い点は改まったのでよかったのかもしれないが。(35歳 男性 システム開発(Web・オープン系))

2.仕事の見通しの話をしていて、「(それくらいなら)できるんじゃないんですか?」と軽く言ったら、上司に「じゃ、やってね♪」と返された。
「多分ですよ、多分」と確実ではないことをアピールしたが、上司には伝わらなかった。油断した……。(27歳 女性 素材、半導体素材、化成品関連)

3.お客さんに「○社さん(←ウチ)は儲かっているようですね〜」と言われ「はい、おかげさまで!」と返答してしまった。お客さんの業績が思わしくなかったようで、次回の単価交渉で5%切り下げを要求された。
その場では何のアクションもなかったので、フォローもできず、あとから要求だけがきた。(35歳 男性 システム開発(マイコン・ファームウェア・制御系))


■勢いあまってつい失言が飛び出した!
言うつもりはなかったのに、心の裏側で思っていることが、勝手に口に出てしまうときもある。この現象こそまさに「うっかり」。アンケートの顛末を見ると、素直に謝ったほうがよさそうだ。

1.ハラグチさんというクセのあるお客様がいて、「ハラグロいオッサンだな〜」と思っていたのだが、客先の打ち合わせで、つい「先日ハラグロさんから〜」とやってしまった。
苦笑しつつ「素直ですね(笑)」とスルーしてもらえた。本人がいなかったので苦笑ですんだのが幸いでした。(35歳 男性 システム開発(マイコン・ファームウェア・制御系))

2.給料について話を聞いていたとき、先輩の給料が思っていたよりも少なかったため、思わず「少ないっすね!」と叫んでしまった。先輩は「大きなお世話だよ……」と瞬時に不機嫌に……。
「いや俺のほうが少ないっすけどね!」と言ってかわしたつもりが、「当たり前だよ!」と全然かわせずむしろ激怒させる結果に。(31歳 男性 光学技術)

3.後輩に、「大丈夫ですか」と確認されて、「当たり前田のクラッカー」と言ったら、クスリともせず「何ですかそれは?」と言われた。
めげずに「親父ギャグだから」と言って、納得させた。(36歳 男性 研究、特許、テクニカルマーケティングほか)


■悪気がなかったのはわかってくれ!
ここでは、「悪気なく言ってしまった」失言を集めてみた。アンケート結果では、髪の毛と体形、コードの書き方に関する失言が大半を占め、フォローコメントも“苦しい言い訳集”のようになってしまった。気をつけよう、うっかり発言と薄い髪。

1.長らく彼氏がいない年上の先輩(女)と趣味の話になり、先輩が「映画が好き」と言ったので、何げなく「そうですよね。映画は1人でも楽しめますよね」と答えたら、ちょっと気まずくなった。
「映画館で見ると、映像に圧倒されて周りの人の相手とかできませんよね」と非常に苦しい言い訳をしました。(29歳 男性 素材、半導体素材、化成品関連)

2.「プログラムが汚いなあ」と嘆いたら、作った本人が、横にいた。さらに上司だった。
「修正の繰り返しだから、汚くなっても仕方がないですよね」とごまかした。(35歳 男性 システム開発(マイコン・ファームウェア・制御系))

3.高齢の上司にパソコンの説明をするときに、“砂時計”と言ってもわからないと思い、“杵のマーク”と言い換えたら、「馬鹿にするな」と怒られた。
「冗談ですよ〜」とヘラヘラした。(31歳 女性 システム開発(Web・オープン系))
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