「女のコ」の限界はいくつ? アラフォー独女の乙女ゴコロ【独女通信】
2008年09月04日14時00分 / 提供:独女通信
「『今度さあ、女のコだけで飲み会やろうよ』と口にした後、はたと考えてしまって」と寂しそうに言うのはA子さん(42歳)。「職場のテレビでオリンピックを見ながらランチを食べていた時に、つい盛り上がって。それまではあまり交流もなかった他部署の人達と、妙に仲良くなったんです。お祭り感に流されたというか」。そこで思わず口をついて出たのが、冒頭の発言だ。ところが、その場にいた6 人ほどの女性の中では、A子さんが明らかに最年長。「一瞬、『ん?』という空気が流れた気がしたんですよね。被害妄想かもしれないですけど。で、さすがに四十路で『女のコ』はヤバかったか? と思って」。
自分のことをつい「女のコ」と称してしまう根っこにあるのは、大人の女性とはいえ、誰もが多かれ少なかれ持っている「乙女心」。でも、そういう気分を抱き続けることは、果たして罪なことなのだろうか。
「最近では、いくつになっても乙女っぽいっていうのは全然アリだと思います」と言うのは、本人もガーリーなファッションに身を包んだB子さん(40歳)。「10年ぐらい前なら確実にヤバい人視されていたような『かわいいモノ好きの大人』って、今はすっかり解禁ですよね」。確かに、近年、ナチュラルテイストのファッションや雑貨人気に後押しされて、フリルやリボンを「いい歳の」女性が身につけても、特に違和感はなくなった。「一度それまでの“常識”が崩れると、もう何でもアリになるじゃないですか。ワンピースに、くつしたに、ワンストラップシューズに、かごバッグ。これって、小さい頃に持っていたような、ザ・女のコアイテムですよね。でも、ストッキングではなく、くつしたで仕事に行っていいんだ! と気づいた時の喜びときたら」。なるほど、この手のファッションは、隣の人の格好を見て「あ、それ、大人でもアリなんだ」的に広がった感がある。「ただ」と、B子さんは続ける。「そういう甘い格好が好きな大人の女の人って、中身はさばさば、オトコマエな人が多い気がする。乙女な部分と自立した働く女性な部分、そのバランスがうまく取れていないと、ホントに勘違いオトメって感じになって危ないのかも」。そう話すB子さんの性格も、そういえばかなりなオトコマエだ。
「映画『花より男子』があれだけヒットした理由のひとつには、大人の乙女心をわしづかみにしたから、というところがあるんじゃないですか」と、C子さん(38歳)。「テレビドラマの放送中、結構ハマってる友達多かったですよ。かく言う私もそのひとりですけど。あり得ない設定で、突っ込みどころは満載なんだけど、10代に戻ったような気持ちで物語の世界にぐいぐい引きこまれました」。念のため説明すると、『花男』は、超お金持ち学園に入学してしまった貧乏女子高生と、学園に君臨する男子グループ「F4」のリーダー格男子との恋物語。設定はまさに“乙女の妄想”的なのに(いや、だからこそ)、C子さんのように大人の女性も巻き込んで大ヒットしたドラマだ。夏に公開された映画版も大人気だった。夢中になった理由は、F4を演じた松本潤や小栗旬のかわいさだけではない。ずばり、乙女心に刺さるストーリー展開なのだ、とC子さんは続ける。「身分違いの恋とか、真っすぐな心根の主人公とか、そんな主人公女子を仲間に迎え入れてくれる男子グループとか、もう、ツボを押されまくり。そんな要素が、これでもか、これでもか、とてんこ盛りで」。
B子さん、C子さんの他にも、聞いてみると意外に多かった「乙女カミングアウト派」。周りを見て「意外と表に出しても大丈夫じゃん」と、さらに伝染・増殖している様子がうかがえる。かわいいもの好きで、まっすぐで、純粋。昨今のアラフォーの元気の秘密は、実はこうした永遠の(と、この際言わせてもらう)乙女心にある…のかもしれない。(平松なほ)
自分のことをつい「女のコ」と称してしまう根っこにあるのは、大人の女性とはいえ、誰もが多かれ少なかれ持っている「乙女心」。でも、そういう気分を抱き続けることは、果たして罪なことなのだろうか。
「最近では、いくつになっても乙女っぽいっていうのは全然アリだと思います」と言うのは、本人もガーリーなファッションに身を包んだB子さん(40歳)。「10年ぐらい前なら確実にヤバい人視されていたような『かわいいモノ好きの大人』って、今はすっかり解禁ですよね」。確かに、近年、ナチュラルテイストのファッションや雑貨人気に後押しされて、フリルやリボンを「いい歳の」女性が身につけても、特に違和感はなくなった。「一度それまでの“常識”が崩れると、もう何でもアリになるじゃないですか。ワンピースに、くつしたに、ワンストラップシューズに、かごバッグ。これって、小さい頃に持っていたような、ザ・女のコアイテムですよね。でも、ストッキングではなく、くつしたで仕事に行っていいんだ! と気づいた時の喜びときたら」。なるほど、この手のファッションは、隣の人の格好を見て「あ、それ、大人でもアリなんだ」的に広がった感がある。「ただ」と、B子さんは続ける。「そういう甘い格好が好きな大人の女の人って、中身はさばさば、オトコマエな人が多い気がする。乙女な部分と自立した働く女性な部分、そのバランスがうまく取れていないと、ホントに勘違いオトメって感じになって危ないのかも」。そう話すB子さんの性格も、そういえばかなりなオトコマエだ。
「映画『花より男子』があれだけヒットした理由のひとつには、大人の乙女心をわしづかみにしたから、というところがあるんじゃないですか」と、C子さん(38歳)。「テレビドラマの放送中、結構ハマってる友達多かったですよ。かく言う私もそのひとりですけど。あり得ない設定で、突っ込みどころは満載なんだけど、10代に戻ったような気持ちで物語の世界にぐいぐい引きこまれました」。念のため説明すると、『花男』は、超お金持ち学園に入学してしまった貧乏女子高生と、学園に君臨する男子グループ「F4」のリーダー格男子との恋物語。設定はまさに“乙女の妄想”的なのに(いや、だからこそ)、C子さんのように大人の女性も巻き込んで大ヒットしたドラマだ。夏に公開された映画版も大人気だった。夢中になった理由は、F4を演じた松本潤や小栗旬のかわいさだけではない。ずばり、乙女心に刺さるストーリー展開なのだ、とC子さんは続ける。「身分違いの恋とか、真っすぐな心根の主人公とか、そんな主人公女子を仲間に迎え入れてくれる男子グループとか、もう、ツボを押されまくり。そんな要素が、これでもか、これでもか、とてんこ盛りで」。
B子さん、C子さんの他にも、聞いてみると意外に多かった「乙女カミングアウト派」。周りを見て「意外と表に出しても大丈夫じゃん」と、さらに伝染・増殖している様子がうかがえる。かわいいもの好きで、まっすぐで、純粋。昨今のアラフォーの元気の秘密は、実はこうした永遠の(と、この際言わせてもらう)乙女心にある…のかもしれない。(平松なほ)
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