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年収400万円の結婚生活は悲惨か!?【独女通信】
2008年08月20日14時00分 / 提供:独女通信
総務省の家計調査によると30代前半の平均年収は461万円。オリコンの調査では、30代女性が結婚相手に望む年収は「500万円〜700万円」が32.7%、「700万円〜900万円」が22.4%だからその差は大きく、年収にこだわっていては結婚相手が見つかりにくいという世知辛い現実を浮き彫りにしている。
ところで、独女が導き出す「結婚相手に望む年収」はどこから出てくるものか? 31歳のOL・美和子さんは「出産後は仕事をやめるかもしれない。そうなったときのことを考えて、自分の年収400万円×2倍で800万円が理想」と言う。とくに具体性はなく、独身時代の生活レベルを維持することを考えてはじかれた数字なのだ。
「年収400万円で夫婦、子供で暮らすのは絶対に無理」と美和子さんはいうが、一部の高収入世帯を除けば、年収400万円で家計を切り盛りしている主婦はごまんといよう。彼女たちは悲惨な暮らしを強いられているかといえば、そうでもない。そんな主婦たちの明るい生活ぶりを紹介する。
年収300万円台の由美子さん(32歳)は、夫婦プラス子供1人の3人家族。毎月の食費は3万円でおさえるなどして地道に貯金をし、住宅ローンの返済にあてている。
「食費は切り詰めようと思えばいくらでも切り詰められる。コツは、価格の高い肉よりも野菜を食べること。最近はパンや卵も高いので、トースト&ベーコンエッグの朝食はうちには高級ですね。朝は夕食の残りと、野菜をたくさん入れてかさましした納豆が多いかな。食材は日曜日の閉店間際のスーパーで、値引きされたものををまとめ買い。5日間はもたせます。外食は食費が余った月のみ行きますが、クーポン券は必ず持参。節約は大変かと問われると、ご近所のママ友達も同じような生活をしているから、自分だけ別につらいと感じることはありません」
独身時代は実家住まいで、給与はすべて自分の小遣いにあてていた由美子さん。生活レベルの落差に戸惑いを感じることはないのか?
「お金はあればあるだけ使うものだし、なければないように生活できます。子供が小さなうちは外出も減るし、おやつや食事も手作りになる。自然と節約生活に慣れていった感じでしょうか? 男性の年収にこだわるのは、それだけ依存度が高い証拠なのでは。家計が大変なら働きに出ればよいだけのことだし、結婚しない理由にはならないと思いますよ」
年収400万円台弱の夫の給与でやりくりする美佳子さん(35歳)の場合は、化粧品は基本的に100円ショップで購入している。毎月のスキンケアにかかるお金は、化粧水、乳液(半分のみ)、洗顔フォーム、クレンジングで多くても1000円程度。ファンデーションなど高価なアイテムは試供品をもらい集めて、化粧品代を節約。半年に一度程度「自分へのごほうび」で行くエステも、無料から1000円の「お試し体験」を利用するため、ほとんどお金がかからない。
「独身時代はネイルサロンに通っていたけれど、今は爪にお金をかけるなんて考えられません。日本はモノが溢れているから、化粧品にしろ食材にしろ、グレードを下げればほとんどのものは手に入る。結婚するとき夫の年収のことは気になったけれど、目をつむりました。周囲が続々と嫁にいっていましたから、リッチな生活にこだわっていき遅れるのが嫌だったんです」
さらに主婦雑誌をめくれば、年収300万円台でも年間100万円近い貯金をしている主婦が続々と登場している。「格差社会」といわれて久しいが、そうしたなかで「高収入」をキーワードに相手探しをするのも至難の業。本当に結婚したいのなら、思い切って節約生活に飛び込んでしまったほうがよっぽどラクなのである。が、それでも高収入の男性を求める独女たち。「年収800万円以上」の言葉の裏には、「まだ結婚したくない」という本音が隠されていないだろうか? 「年収にはこだわらない」とのセリフが出てきたとき、ようやく「結婚相手探し」のスタート地点に立てるのかもしれない。(中沢夕美恵)








