自分で在庫を持たずに、商品の紹介に専念することで、売り上げの一定率が収益として得られるという、ドロップ・シッピングは、資金力なしでネットショッピングが運営できるため、主婦や学生などの副収入として人気である。

しかし、自分でECサイトを開設し、業者から提供されるHTMLタグを埋め込んでいくという作業が伴うため、パソコンに不慣れなユーザーにとって参入の敷居が高かった。

そこで、ドロップシッピング大手(株)もしもでは、PCのリモートコントロールによる操作指導サービスを開始した。

『もしも電話相談室〜パソコンリモート操作窓口〜』は、全国で地域に密着した身近なお店としてブロードバンド回線をはじめインターネット関連商材を取り扱う「DoIT!ステーション」を展開する(株)ドゥーイングが運営する、リモートコントロール技術を用いたサービスを導入し、ドロップシッピングを行う際に困った点・不明な点を、電話での通話による説明とパソコンのリモートコントロール(遠隔操作)でサポートするサービス。
会話により耳で聞きながら、同時に、遠隔操作により目で見て理解することで、リアルタイムで問題解決に繋げる。

ドロップシッピングによるサイドビジネスは、PC/インターネット/ホームページ作成などの基礎スキルに精通したユーザーが中心になって行われていたが、次第にサイドビジネスとしての知名度が上がるにつれて、「自分もぜひやってみたい」「小遣いを増やしたい」「家計に貢献したい」というユーザーが増えてきた。
一方で、魅惑的なデザインのECサイトを構築するにはスキルが不足しているユーザーや、ドロップシッピングを契機にPCスキルを上げたいというユーザーへのてこ入れとして、もしものサービスは非常に有用であろう。

料金は、月会費500円で1回の相談料は20分間2000円となっている。

もしもでは、インターネット及びPC初心者にも幅広く利用してもらうために、導入部分からのサポートも万全に行い、ドロップシッピング普及に努めていくとしている。

(編集部 真田裕一)