小川真奈と平野綾に囲まれ、照れるつんく♂
 昨年にスタートした第一回声優アワードで新人女優賞(「涼宮ハルヒの憂鬱」涼宮ハルヒ役)を受賞し、今年度は主演女優賞と歌唱賞のダブル受賞を果たした、今最も注目を集める声優・平野綾。声優以外にもマルチな才能を発揮し、先月16日に発表した初のオリジナルアルバム「RIOT GIRL」はオリコン初登場5 位を記録。10月8日には、つんく♂との初のコラボレーションによる新曲「涙 NAMIDA ナミダ」をリリースする。

 「涙 NAMIDA ナミダ」は、PC媒体でのデジタル配信による連載から始まった初のテレビアニメ作品「ヒャッコ」(今年10月より放映開始)のエンディングテーマに決定。今月8日には、東京厚生年金会館にて行なわれたつんく♂プロデュースによるライブイベントに、つんく♂、平野綾、そして「ヒャッコ」のオープニングテーマ「スッピンロック」(11月19日発売予定)を歌う小川真奈が登場し、同アニメの音楽制作発表を行なった。

 アニメでは平野綾も声優を務めるほか、つんく♂が手がけるアイドルユニット、キャナァーリ倶楽部の“おがまな”こと小川真奈も声優に挑戦。「スッピンロック」について小川は、「初めてのロックだったので、難しかったけどがんばりました」と自信をのぞかせた。

 平野綾は「涙 NAMIDA ナミダ」について、「最初、曲をいただいてビックリしました。普段ロックテイストで元気いっぱいの歌が多いので、今までの平野綾にないものになりました」とコメント。つんく♂の第一印象については、「ものすごく緊張してガチガチになりました!」と話すものの、「つんく♂さんには学ぶところがすごく多くて、打ち合わせで行ったお好み焼き屋さんでも、上手にお好み焼きを焼いてくださって私も練習しました。昨日、お好み焼き屋さんに行ったんですけど完璧に焼けましたよ!」と打ち解けた様子だった。

 対するつんく♂は、平野綾に対して「悔しいくらい、大人の心をくすぐる子」と大絶賛。「レコーディングの時に色んな表情をするので“くそーこいつ”と思いながら作業してました」と告白した。つんく♂が「“追い詰めて泣かしたろか!”って思ったりね」とおどけると、平野が思わず爆笑する一面も。今回オープニングテーマ、エンディングテーマのみならず劇中歌・BGMも監修したつんく♂は「今後も面白いアニメがあったら、どんどん前のめりに考えていきたい」とアニメの魅力にすっかりとりつかれた様子だった。

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