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球児本気モード!虎戦士でも内角エグる

球児本気モード!虎戦士でも内角エグる
 普段通りの攻めのピッチングを宣言した藤川=東京ドーム
 日本代表の藤川球児投手(28)=阪神=が7日、連投予定となっている8、9日の強化試合での真剣勝負を宣言した。東京ドームでのナイター練習後、「内角も攻めるし、本気でいく」。金メダル奪取に向けた最終調整の実戦マウンド。特に9日のセ選抜戦は鳥谷ら同僚もいるが、たとえ相手が虎戦士でも容赦なく胸元をえぐるつもりだ。
  ◇  ◇
 練習試合でもなければ球宴でもない。相手打者も理解していることだと思う。だが確認しておきたかった。これは国の威信を懸けた死闘への準備。藤川が8、9日の強化試合を前に、敵軍打者陣に“果たし状”を突きつけた。
 「本気でいくから、インコースも攻める。それを(相手の)バッターに、しっかり伝えておかなければ。ケガをしないように、やってもらわないといけない」
 村田も合流し、この日ようやく24選手全員がそろった。10日の北京出発を前にした、最後の最後となる2試合の実戦。5日に予定されていた巨人2軍との練習試合が雨天中止となり、数少ない実戦機会が奪われた。そのため、2試合の重要性がさらに増した。岩瀬とともに守護神・上原へつなぐ役割を担う藤川にとって、リリーフ3人の連係を確認する意味でも何より重要なマウンドだ。
 大野投手コーチは藤川の起用について「いずれにしても、3人は連投してもらうことになる」と明言。以前に藤川が要望した走者を置いた場面での登板については「こればっかりは、ランナーを出すわけにはいかないからね。状況次第です」としたが、首脳陣は可能な限りの調整時間を藤川に提供した形だ。
 国際大会での登板試合は、5試合を投げて3回2/3を投げていまだ自責点0。絶大な信頼を置くストッパーに星野監督も「球児と岩瀬は2イニングいけるから」と、勝負どころでは回をまたいでの起用を示唆している。ナイン、首脳陣、そして日本国民の強い期待を理解しているからこそ、藤川は再度、強く訴えた。
 「オールスターみたいに向かって(打者が踏み込んで)こられたら危ないけど、もちろんインコースもいく。バッターにはそれをあしたもあさっても意識してもらって。その中で投げたいですね」
 この日は投内連係後にブルペンに入り、実戦に備えて軽めの調整。決戦を前に「がんばりますよ」と、シンプルな言葉で決意を込めた。相手が虎戦士でも関係ない。たとえ鳥谷でも平野でも、葛城でも攻めの姿勢で臨む。ぶつけるつもりはないが、闘志を全面にして本気で戦う。その本気の投球が金奪取につながると球児は信じている。
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