キブ、コルドバ、サムエルに加え、マテラッッツィが負傷したことで、センターバック不足に陥っているインテル。マッシモ・モラッティ会長は、補強の必要がないことを強調した。

 「モウリーニョに補強の意思がないようなので、移籍市場に戻ることはない。我々の選手に大きな信頼を寄せており、離脱中の選手が早期復帰すると確信している。しかし、24日のスーパーカップASローマ戦までの問題解決は難しいだろう」とモラッティ会長。

 一方、獲得を断念したチェルシーのイングランド代表MFフランク・ランパード(30)については「彼はチェルシーと大きな問題を抱えていたが、クラブ側は彼の放出をかたくなに拒んだ。最終的に彼は退団を思いとどまった。ランパードの代わりに獲得したムンタリが、我々を納得させるパフォーマンスを見せてくれている」と話した。