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夕涼みの下町情緒は、上野・不忍池の池畔で=東京

2008年08月01日08時17分 / 提供:PJ

pj
夕涼みの下町情緒は、上野・不忍池の池畔で=東京
東京・「うえの夏まつり」は、半世紀以上も続く、夕涼みのイベント。不忍池の池畦にある『みずどりのステージ』では、「江戸と東京の大道芸」がおこなわれていた。(撮影:穂高健一、7月23日) 写真一覧(5件)
猛暑の昼間は、熱射病になりやすい。日中は直射日光を避けた、住宅、ビル、乗り物のなかのクーラーが快適だ。エアコンの普及率は高いし、多くの人が快適に過ごす。1日中、人工の冷気に当たっていると、クーラー病になるし、体調不良のもと。夕方からは屋外に出て、自然の涼風に身をおくことが、健康維持の面から大切だ。

 不忍池は、東京・上野を代表する名所のひとつ。『江戸っ子』といわれる下町っこは、東京に生まれ育ち、故郷が東京というひとが多い。帰省する田舎はない。これら下町の人たちには、春は桜、夏は夕涼み、と不忍池の周辺が親しまれている。

 真夏になると、成長したハスの葉で、不忍池の池水も見えなくなる。緑一色が広々と目に心地よい。池畔には一周できる散策路がある。夕暮れ後は、広い池が暗緑色となる。ひときわ目立つのが金色に輝く弁天堂だ。ハス、お堂、金色となると、仏心があるひとには格別の情感かもしれない。

 この季節は散策路のちょうちんの輝きがどこまでも連なる。植木市、骨董(こっとう)市、縁日、屋台の飲み屋がびっしり並ぶ。夏の風物詩のひとつである。夕涼みの快い場所として、ウイークデーには勤め帰りのひと、週末には若いカップルなどが多い。最近は、欧米、アジア、イスパニアを問わず、外国人が特に目立つ。かれらはデジカメで、下町情緒を撮影ながら、夕涼みの風情を楽しむ。

 池畔の屋台をのぞけば、外国人が焼き鳥にビールを手に談笑している。このごろ浅草、上野の路上の屋台には異国の人の姿が多い。日本に来て、『日本の伝統的な情緒を知る、味わう、楽しむ』という意欲が感じられる。かれらが母国に帰れば、日本の伝統文化の一つとして、これらを伝えてくれるはずだ。

 第57回江戸趣味納涼大会『うえの夏まつり』(8月3日まで)は、半世紀以上もつづいてきた、伝統あるものだ。いよいよ終盤だ。今週末はまだイベントも残されているし、縁日も楽しめる、お勧めスポットのひとつ。

 夜空を彩る花火大会が多い季節である。来週からはオリンピックで、ごく自然にTV観戦が多くなる。今週末は夕暮れ後の自然の涼しい風を求め、屋外に出掛けてみよう。【了】

■関連情報
記者HP:穂高健一ワールド
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一

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