モウリーニョ監督の希望したフランク・ランパードの獲得は難しい状況だが、ほぼ合格点に近い補強ができているインテル。しかしそんななか、逆に選手の放出が思うように進まずクラブフロントは頭を悩ませている。

 モウリーニョ監督も「今後のこと(シーズン途中での補強やチームを指揮するうえで)を考えても、クラブが保有するパス(選手保有権)が多すぎる」とコメントし、もう少しチームをスリムにしたい考えを示している。

 これを受けてクラブの移籍部門を担当するオリアーリ氏は、「移籍マーケットが終了するまでに、心痛い放出も出てくるだろう」と発言。特にズラタン・イブラヒモビッチ、フリオ・リカルド・クルス 、アドリアーノ、エルナン・クレスポ、ダビド・スアソ、マリオ・バロテッリと、6人を抱えているFW陣から誰かが放出されるのは間違いないと見られている。

 果たしてチームを出なければいけないのは誰か。選手たちは戦々恐々といったところか。