■第4試合 ライトヘビー級/3分5R
ハファエル・フェイジャオン vs トラビス・ガルブレイス
○[1R3分1秒/TKO]×

二人のUFC世界王者=アントニオ・ノゲイラとアンデウソン・シウバをコーナーに従えたフェイジャオン。KOTCカナディアン王者のガルブレイスに、強烈な左ローを見舞って試合がスタート。突進してパンチを放つフェイジャオンに組みついたガルブレイスは、ケージに押し込みながらヒザを突き上げる。本来はミドル級で、しかも2週間前に試合が決まったガルブレイスは、スタミナをロスする前に試合を決めたいところだ。

しかし、フェイジャオンはケージを背にして巧みなディフェンスを見せると、腰投げから一気にガルブレイスを投げ捨てる。直後に片足タックルで組みついたガルブレイス。ここでテイクダウン狙いを遮断したフェイジャオンは、右ストレートをヒットさせ、ニーをボディ、さらに顔面を打ち抜き、続いて右の拳を思い切り振りぬく。明らかにダメージが残ガルブレイスが、テイクダウンで苦境を乗り切ろうとするが、フェイジャオンは首相撲に捉え、情け容赦のないヒザ蹴りを見舞う。

必死でフックを放ちフェイジャオンを振り払おうとするガルブレイス。その顔面にヒザを3発ヒットさせたフェイジャオンが、ダウンしたガルブレイスにパウンドを落としたところで、レフェリーが試合をストップ。怒涛のラッシュで180秒で勝利を挙げたフェイジャオン
が、EXCライトヘビー級戦線のトップに躍り出た。

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