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映画祭から地域活性化を目指す面々

【PJ 2008年07月25日】− 「地域活性化に伴う映像コンテンツの可能性」をテーマとしたビジネス交流会が都内で23日、二部構成で開催された。

 第一部は、NEC新ビジネス開発担当マネージャー早田吉伸氏が「映像×地域の視点から地域活性化の現在を俯瞰〜映像コンテンツは地域再生のツールになりえるか?〜」と題して講演。早田氏は2004年から3年間、内閣官房 構造改革特区推進室・地域再生推進室への出向経験を持つ。地域活性化活動における課題や活動継続に必要なことを示し、地域ごとに実施している映画祭のネットワーク化などを提言。そのための組織「日本映画祭ネットワーク」の立ち上げ準備を進めていることなどを明らかにした。

 第二部は、富山県、千葉県北西部の東葛地区(我孫子市、柏市、流山市、野田市、松戸市の5市)、栃木県栃木市で実際に映画祭をプロデュースする3名が講演。

 「TOYAMA地域映画フェスティバル」をプロデュースする渡邉竜一氏(プランニングオフィスアールファイブ代表取締役)は、同フェスティバルから生まれた「劔岳 点の記」映画化に企画段階から協力。地元新聞社との連携による地域の盛り上げ事例を紹介した。

 「東葛国際映画祭」をプロデュースする俳優の川本淳市氏((株)スリーフィールド所属)は、同映画祭を通じて自らが体験した「地元の知らない場所を知ったこと」、「地元を見直すきっかけになったこと」を紹介した。

 「栃木・蔵の街かど映画祭」の総合プロデューサー渡邉賢一氏(朝日新聞社広告委員/内閣官房地域活性化統合事務局へ出向中)は、蔵や日本家屋十数棟を蔵シアターにした街歩き型映画祭を創設。2007年の第一回映画祭の実績や、デジタル×地域で地域再生を目指す取り組み、映画祭を通じて起こった地元の変化などを紹介した。渡邉氏は、ソーシャル・プロデュースの市民活動「元気ジャパン」も主催している。

 各講演者が紹介した地域映画祭事例は、非常に興味深いものであった。富山は地元新聞社が主催する形でビジネス視点で進めていたが、多くの地域映画祭はボランティアに依存する割合が高く、資金調達と人材難で継続実施が難しいという課題を抱えている。

 映画祭単独で考えると大きな壁にぶつかる可能性が高いが、地域で行われているさまざまな取り組みを複合的にネットワーク化することで、壁を乗り越えることは可能だと思う。そのためには、分野を超えた取り組みにも興味を持ち、地域活性化という大きな枠組みで俯瞰(ふかん)することが重要だ。

■関連情報
・日本映画祭ネットワーク:http://www.filmfestivals.jp/
・東葛国際映画祭:http://www.tokatsufilm.com/
・栃木・蔵の街かど映画祭:http://kuranomachikado.com/
・TOYAMA地域映画フェスティバル:(Webサイト無し)
・丸の内フロンティア分科会第25回コンテンツビジネス交流会:http://www.marunouchi-frontier.com/

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 原田 光久【 東京都 】
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