2戦目にしてトップグループ入りなるか。和製金網ファイター吉田の真価が問われる

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UFC初進出となるアトランタ大会=現地時間9月6日(土)、米国ジョージア州アトランタのフィリップスアリーナで開催される『UFC88』で、追加対戦カード3試合が発表された。

既報のメインカード、チャック・リデル×ラシャド・エバンスによる仕切り直しの一戦に加え、今回発表されたのはリッチ・フランクリン×マット・ハミル、ダン・ヘンダーソン×ホウジマール・トキーニョ、そして、カロ・パリシャン×吉田善行戦だ。

“天敵”アンデウソン・シウバに連敗、再起を図る“元UFC世界ミドル級王者”を待ち受けるハミルは、聴覚障害というハンディを持ったことでも知られるTUF3出身ファイター。ミドル級転向で輝きを放つようになったマイケル・ピスピンに、その転向を決意させた張本人で、昨年9月の対戦では、結果こそスピリットだったが、ピスピンを支持したジャッジに批判が集まるほど一方的な内容だった。フランクリンは、ライトヘビー級再転向を宣言しており、この一戦は同階級で行われる模様だ。

また、PRIDEダブルクラウンとして、捲土重来UFC出場を果たしたものの、ライトヘビー&ミドル級での王座挑戦も結果を残せず、仕切り直しを余儀なくされたヘンダーソンは、“ブラジル最強戦士”ホウジマール・トキーニョ・パリャレスと対戦。トキーニョは、フューリーFCミドル級GPで優勝。鳴り物入りでオクタゴンに登場すると、5月にアイヴァン・サラベリーを腕十字で下し、UFC2戦目で早くもビッグネームと激突することになった。

トキーニョに対し、同じブラジル人の“ミドル級王者”アンデウソン・シウバは「才能は十分。あとは経験を積むこと。どう成長していくのか楽しみだね」と語っている。

2戦目でビッグネームに挑むのは、トキーニョだけではない。トキーニョと同日に挑んだUFC初戦でジョン・コッペンハーバーをアナコンダチョークで秒殺した吉田は、足掛け5年に渡りウェルター級トップ戦線で活躍してきたカロ・パリシャンと対戦することとなった。UFC戦績9勝3敗、敗れた相手はGSP、チアゴ・アウベス、ディエゴ・サンチェスというトップ5のみ。前世界王者マット・セラ、EXCのトップスター=ニック・ディアズ、そして日本の長南亮に勝利しているウェルター級の雄。トキーニョ同様、2戦目にして上位戦線への踏み出し。ハイリスク・ハイリターンとなる男の勝負に臨む。

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◇『UFC88』決定分対戦カード
・ライトヘビー級/5分3R
チャック・リデル(米国)
vs. ラシャド・エバンス(米国)

・ライトヘビー級/5分3R
リッチ・フランクリン(米国)
vs. マット・ハミル(米国)

・ミドル級/5分3R
ダン・ヘンダーソン(米国)
vs. ホウジマール・トキーニョ(ブラジル)

・ウェルター級/5分3R
カロ・パリシャン(アルメニア)
vs. 吉田善行(日本)