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ラオスでタイの観光ビザをとる方法

meta-creation_date: 07/24/2008 10:00:00
ラオスでタイの観光ビザをとる方法
ラオスでタイの観光ビザをとる方法


いま、日本人に対してタイの観光ビザが発給されにくくなっているという。その理由は、憶測も入れたものとなるが、「意味もなくタイに滞在している日本人が多い!」というのが原因らしい。





タイはもともと、30日以内の滞在ならばビザがなくても入国することができる。また、30日を超えそうになったときは近隣国に出てタイに再入国すれば、また新たに30日間の滞在許可が得られる。しかし、あまりに意味もなくタイに滞在する日本人旅行者が多いため、ビザなし入国の場合「最初の入国日から数えて180日間のうち、90日間しかタイに滞在できませんよ!」というルールが定められた。意味もなくタイに滞在する日本人旅行者が多いという理由は、多くの旅行者の憶測によるものだが、あながち間違っていないようにも思える。



タイに詳しい佐藤さんによるとこうだ。「日本人は180日間のうち、ノービザで90日間しかタイに滞在できない。だからタイに長く滞在したい旅行者は、まずはノービザで30日間過ごして隣の国に出て、すぐにタイに戻るという方法を3回くり返し、90日間をまるまる使い切ります。次の出国はラオスに行き、首都ピエンチャンのタイ大使館で60日間のタイ観光ビザをもらい、またタイに入って60日間をまるまるタイで過ごします。これで、180+60日=240日をタイで過ごすことができます。タイ政府としてはね、こういう旅行者はあまり嬉しくないのではないかと思うのですよ。すべての人がそうだとは思いませんが、金を切り詰めて旅行している人が多く、お金も特に落とさないし、なによりも勝手にタイで働かれたりしたら困りますからね」。



今回はその原因の究明ではなく、受領されにくくなっているというタイの観光ビザをとる方法を紹介する。タイの観光ビザは、日本をはじめ、タイ近隣諸国のタイ大使館でもらうことができる。もちろん、タイ大使館のある国であれば、ほとんどの国でもらうことが可能だ。しかし、日本人旅行者は悪名高いのか、タイの近隣国であるマレーシアやカンボジアの大使館で、観光ビザを申請したにもかかわらず、もらうことができなかったという旅行者が多くなっている。



そこで、近隣国のなかでもタイの観光ビザをもらいやすいとれされている、ラオスのタイ大使館での観光ビザのもらい方を解説しよう。あなたがすでにノービザでタイに滞在していることを前提として話を進める。2泊3日コースと1泊2日コースを紹介するが、これはバンコク〜ビエンチャン間の往復旅行を意味する。バンコクから出発し、ビザを受領して、またバンコクまで戻るまでの所要時間のことである。




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<3泊4日コース>


鉄道でバンコクのファランポーン駅からノンカーイ駅まで行く。バンコクを夜に出て、朝にノンカーイに到着する。つまり、寝台列車で1泊するというわけだ。バンコクを18時30分に出発する列車に乗れば、ノンカーイ駅に5時5分に到着するので、時間に余裕がほしいときはこの列車に乗るべきだ(いや、時間に余裕はないので乗らなくてはならない)。つぎに、ノンカーイ駅前の相乗りタクシーに乗ってタイとラオスの国境にあるイミグレーションオフィスへ。タイの出国手続きをし、引き続きラオスの入国審査を済ます。ここまでを列車から降車して1時間くらいでできれば順調だ。そのままラオスのイミグレーションオフィス前にいるタクシーに(ボッタくり価格とわかりつつも)乗り、タイ大使館へ。



タイ大使館のビザ申請受付は、月曜から金曜の8時30分から正午まで。それを過ぎると翌日まで受け付けてもらえないので注意が必要だ。8時30分からの受領受付にもかかわらず、7時の段階で行列ができている。早くタイ大使館に到着すればそれだけ早く申請することができ、2時間以上も炎天下のなか待つ必要もなくなる。



行列のなかのひとりとして待っている間、申請書に記入をしよう。申請書はタイ大使館前で代筆屋が1枚20バーツで売っている(もちろんラオスの紙幣も使用できる)。代筆をお願いする場合は、100〜300バーツほどの金額を支払うことになるが、難しいことを書く欄は特にないので自分で書いてもいいだろう。ちなみに、ビザ発狂に必要なものは証明写真2枚、パスポートのコピー1枚、ビザ申請書、自身のパスポートである。



それら必要なものを自分の順番がきたら係員に提出する。特に問題がなければ何も質問されることはないが、まれに「タイのあとはどこに行くのか?」「観光はどこに行く?」などと質問されることがあるので、正直に答えよう。申請書に記入ミスや記入モレがある場合は、さらにいろいろとツッコミを入れられてしまうこともあるので、正確にモレなく書いておこう。ささいなことからあっさり申請を断られてしまうこともあるのだ。



必要なものをすべて提出したら、次はビザ代金の支払いをする。シングルの観光ビザであれば、1000バーツ。ダブルの観光ビザは2000バーツとなっている。ビザの申請はテント小屋のようなところでするが、支払いはちゃんとした建物の中で行う。受付から名前が呼ばれたら、1000バーツを支払おう。あとは明日の13時までフリータイムとなる。ビエンチャンの観光を楽しむのもよし、ホテルで寝るのもよし。



翌日、13時のパスポート受け取り時間に間に合うようにホテルをチェクッアウトして出る(15時を過ぎると受け取れないので注意)。受け取りは申請時よりも混んでいないはずだが、やはり早く到着すればそれだけ早くパスポートを受け取ることができるので、タイ大使館には12時には到着していたいところだ。1000バーツを支払ったときに受け取ったレシートをスタッフに渡すと、パスポートを渡してくれる。これで無事、タイの観光ビザを受け取ることができたというわけだ。そのまま、その足で相乗りタクシーに乗り、ラオスのイミグレーションオフィスへ。タイ大使館前には、事情をよーくわかっている運転手たちが国境に向かう客を待っているので、タクシーがつかまらなくて困ることはない。



ラオスを出国し、タイに入国。すると、やはり多くのタクシーたちがノンカーイ駅に行きたいという客を待っている。やはりボッタくり価格だが少々はガマンして乗車し、ノンカーイ駅に行こう(駅まで歩けない距離ではないが、近いともいえない)。ノンカーイ駅からは、18時20分、19時15分に列車が出ているので、どちらかに乗ろう。少なくとも18時20分の列車にはエアコン付き寝台車両がついている。これで、車内2泊とホテル1泊の3泊4日の旅は終了となる。アドバイスとして、あらかじめファランポーン駅で行きと帰りの鉄道チケットを購入しておくといいだろう。旅行代理店でもチケットを手配できるが、個人で鉄道チケットを購入したりタクシーに乗ったほうが、30〜50パーセントほどお安くなる。




<4泊5日コース>


3泊4日コースにはひとつ難点がある。ラオスに到着したその日にタイ大使館に直行しなくてはならない点だ。鉄道やパスでラオスに向かったはいいが、なんらかの影響で数時間遅れてしまったとしよう。タイ大使館の申請受付時間までに到着しなかった場合は(もしくは到着しても12時前なのに人が多すぎて打ち切られていた場合は)、その日の申請をあきらめなくてはならない。



「そんな心配はしたくない」という人は、ラオスに到着した日はゆっくりとホテルでくつろぎ、翌日の早朝にホテルからレンタルした自転車、スクーター、もしくはタクシーなどでタイ大使館に向かえばいい。1泊よけいにビエンチャンに滞在することになるが、タイに急いで戻る必要がなければ、それもまた楽しいたびのひとつといえよう。また、「鉄道だと乗り換えたりバスに乗ったりで面倒」という人は、バンコクからビエンチャンまで案内人がついたバスチケットを購入するといい。バンコクからノンカーイまでのバス、国境からビエンチャンまでのバスの運賃がすべて入っているジョイントチケットだ。ただし、バンコク発のバスは12〜15時間ほどでビエンチャンに到着するが、ビエンチャン発のバスは24時間かかることもあるのので、旅行代理店で確認してほしい。



<バンコク〜ノンカーイ 鉄道時刻・価格表>


18時30分 バンコク発 → 05時05分 ノンカーイ着

18時40分 バンコク発 → 07時35分 ノンカーイ着

20時30分 バンコク発 → 08時25分 ノンカーイ着

18時20分 ノンカーイ発 → 06時25分 バンコク着

19時15分 ノンカーイ発 → 08時00分 バンコク着

06時00分 ノンカーイ発 → 17時10分 バンコク着

※すべての列車はファン付き寝台上段488バーツ、寝台下段538バーツ



<バンコク → ノンカーイ バス時刻・価格表>


19時00分 バンコク発 → 09時00分 ビエンチャン着 700〜800バーツ


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執筆:中村泰三


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