埼玉県川口市で19日深夜に中学3年生が父親を刺殺した事件で新たな疑惑が浮上している。
少女の部屋からは殺害シーンが描かれている漫画が押収されたというのだ。
その押収された漫画が「『ひぐらしのなく頃に』じゃないのか？」とネット上で騒がれている。

『ひぐらしのなく頃に』とは同人サークルが製作したゲーム。同人ながらも累計50万枚という異例な売り上げを誇る作品でその人気から漫画、アニメ、小説、映画化までされている。猟奇的はシーンとサスペンス的な内容がうけたのだろう。

このような『ひぐらしのなく頃に』との関連に対して「人気あるのだから読んでいて当然だろう」、「因果関係があるのか」と指摘する声も挙がっている。
その反面「さっさと規制しろよ」、「こうも被るとやっぱ影響されたのは確実だろうな」という声もある。

過去にも16歳の二女が警察官の父親を斧で殺害した事件で『ひぐらしのなく頃に』が持ち上がったことがある。
このような事から今回も『ひぐらしのなく頃に』が持ち上がったのかもしれない。

今回の事件では漫画以外にもそのほかミステリー小説も見つかっている。一昔前なら「映画や小説の影響」と騒がれていたものだが、最近では「猟奇的ゲームのが影響か」と言われるケースが多く、お約束のように報道されるようになってしまった。
現時点では『ひぐらしのなく頃に』が原因と決まったわけではない。

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