「キングコング」西野亮廣(吉本興業)の一声で、一瞬にして234万円を手にした男がいる。山口トンボ氏、構成作家だ。

 山口氏が大金を手にした流れはこうだ。競馬場で漫才を披露することになったキングコングに山口氏は同行。競馬場で「シャンプーハット」小出水(吉本興業・桜花賞で700万円を獲ったてつじの相方)が『100%当たる』と言った馬券を、その場でもっとも立場の弱い山口氏が購入するはめに。ところがそれが大当たり、山口氏の所持金は3,000円から4万6,000円になった。

 すると西野がそのうち4万円を別のレースにつぎ込むことを強要。単勝一点がけという西野の無茶な要求が見事的中し、山口氏は234万円を手にしたというわけだ。さらに西野はその234万円をかけるように言ったが、さすがに山口氏は『逃亡』。西野のいうことをなんでも聞くという形で落ち着いた。

 この一連のできごとは21日、西野のブログ「西野公論」で明らかにされたこと。西野が自身のブログにこういったことを書き込むのはあまりないように思う。それほど西野にとって愉快な事件だったということか。

 西野のブログは漫才漫才、舞台舞台であふれかえっている。その文面からは西野が漫才に、舞台にかける思いがひしひしと伝わってくるのだが、ファンからすればこの競馬事件のような日常も知りたいだろう。いつもとは違う、少しやわらかい内容にほっとしたファンもいるに違いない。

(編集部 三浦ヨーコ)


キングコング西野亮廣の「西野公論」 http://nishinoakihiro.laff.jp/blog/2008/07/gogo.html


【お笑い峰打ちコラム】関連記事&バックナンバー

桜花賞で700万 てつじって誰?

やらせドッキリに極まる土8の心意気

女子中学生にウケるのはハイキング 進む笑いの細分化