アマゾン、和製セカンドライフ…次世代Webスキル論
Webの進化は止まらない。ここでは「Webサービス」を、さまざまなインターネット関連技術を応用して、コンシューマーに新しいWebエクスペリエンスを提供するサービスと広義にとらえる。そうしたサービスの実現に不可欠のエンジニアのスキルとは何か。

ユーザーに新しいエクスペリエンスを提供する次世代Webサービス
単にモノを売り買いするのではなく、単におしゃべりをするのではなく、もっと豊かな体験を人々はWebに求め始めた。高度なスキルとスピーディーな実装、そしてユーザーとの共感能力が、これからのWebサービスの鍵を握る。

■アマゾンの技術蓄積を縦横に展開。常に顧客支店を忘れない アマゾンジャパン(株)
地球最大規模の店舗といわれるアマゾン。その日本語サイトAmazon.co.jpでは、書籍やCDをはじめ、その商品取り扱い数は1000万点以上ともいわれる。単に品ぞろえを拡充するだけでなく、独自に実装したWeb技術やデータベース技術を駆使して、ユーザーにはより楽しい買い物の体験、また出品業者には事業の最大化とより効率的なセールス・オペレーションを提供している。
その魅力を感じているのは、アマゾン社内のエンジニアも同様だ。ここでは、テクノロジーを背景にたえずビジネスモデルを変化させることができる。アマゾンのエンジニアはテクノロジーだけでなく、優れたマーケッターでもある。
「アマゾンは単に本やCDを売るショップではない。小売りのノウハウを活かしながら、ネットショッピングのプラットフォーム・ビジネスを提供する会社なんです」
というのは、アマゾン ジャパン株式会社テクニカルアカウントマネージメント(TAM)マネージャーの林部健二氏。ここでいうプラットフォームとは、ショッピングカート、1-Click決済、カスタマーレビューなど、アマゾンが世界に先駆けて開発した広義の意味でのWebサービスの基盤技術によって支えられた、eコマースの仕組みを指す言葉だ。

■プラットフォームの革新を支えるエンジニアたち
2007年4月末に日本でもスタートした「マーチャント@amazon.co.jp」は、出店する企業が専用ストアページを構築して商品の販売が行えるサービス。ここにもアマゾンのプラットフォーム・ビジネスの進化が読み取れる。一つひとつの商品カタログに対して、複数の販売者が、値付け、販売ポリシー、セールス・プロモーション、配送料などを競い合うことができる。従来の、Amazonマーケットプレイスに原型をもつものだが、それを企業向けに拡張した。

「しかし、こうしたサービスも今日突然出てきたものではなく、これまでのノウハウの蓄積が重要だった。単にスピードと新奇性だけでなく、技術蓄積を重ねながら、中長期で顧客のビジネスをサポートする姿勢がこれからの技術者には不可欠」と林部氏。

アマゾンでは、顧客ニーズの発見からWebサービスへの実装までの距離と時間が短い。ユーザーや出店者の声を聞くサポートの最前線にいる技術者が、同時に新しいサービス・プロダクトの開発者でもあることもまれではない。逆にいえば、「Webサービス時代のエンジニアは、コーディングの手を休めることなく、同時に顧客と将来のビジネスについて話ができなければならない」というわけだ。


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