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【映画】宮崎アニメの魅力『崖の上のポニョ』〜おとなが子供に還る時


♪ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子 青い海からや〜って来た♪これをCMを初めて見た時からこの歌が耳から離れなくなってしまった。ポニョという人間になりたい魚の女の子と5歳の人間の男の子の友情を描いたもので、アンデルセン童話の人魚姫がモチーフだという。宮崎駿監督にとっては、「ハウルの動く城」から4年ぶりの作品となる。

朝の情報番組では、連日のように主題歌を歌う「藤岡藤巻と大橋のぞみ」の3人のユニットが登場し、アニメをバックにかわいい歌を披露しながら大がかりな広告をうっている。宮崎アニメというだけで、好きな人にとっては、その広告効果はバツグンだと言えるが、この主題歌の効果というのもかなり大きいものだろう。

宮崎吾朗初監督作品の「ゲド戦記」の主題歌を歌った手嶌葵さんの「テルーの唄」もこの映画を引っ張る大きな牽引力になったと感じる。実際に映画館で映像とともにその世界に引き込まれている時に、そっと流れて来る彼女の歌は、なんとももの悲しく、それでいて静かな強さやしなやかさを感じ、映画の底に流れる強い意思のようなものを感じたのである。

子供だけでなく、大人も夢中にさせる宮崎アニメの魅力とは、どんなことなのだろう。「風の谷のナウシカ」、「となりのトトロ」、「天空の城ラピュタ」、「紅の豚」、「魔女の宅急便」、「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」、「耳をすませば」、「ハウルの動く城」、「平成狸合戦ぽんぽこ」、「猫の恩返し」、「おもいでぽろぽろ」など思い付くままに書き上げてみたが、これらの作品の象徴として、『海・山・雲・風・木・花・光・空気・四季・色彩』など自然や環境が必ず描かれている。自然破壊や環境問題などを映像とストーリーから訴えかけているとは言えないだろうか。

そして、強くて優しいしっかりした女性(少女)のキャラクターが描かれ、純粋な子供、動物も必ず登場する。それらは、神の存在、命の源や育むものを静かに問いかけてくる。自然の前では、人間の営みなど、ほんの小さいものだと教えられる。人間は、いつも自然に守られているのだということを映像とストーリーをもって教えられている気がするのである。

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(記者:halfmoon)


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