【K-1甲子園】打倒HIROYAのスーパー高校生続々!関東地区代表が決定
2008年07月22日02時36分 / 提供:格闘技WEBマガジンGBR
FEG
「K-1甲子園2008 関東地区代表決定戦」
2008年7月21日(月・祝)東京武道館
開会式10:20 開始10:30
現役高校生ファイターを対象に、12月31日『Dynamite!!』で行われる『K-1甲子園 KING OF UNDER 18』。
その代表決定戦が全国5地区で開催中だ。6月15日・西日本地区、7月6日・中部地区に続いて、今回は“最激戦区”と目されている関東地区代表決定戦が開催された。
今大会には26名がエントリー。ヘッドガード&スネパット着用と、腰より高い蹴りを6本以上(準決定戦からは8本以上)出さなければいけない予選ルールによって強さを競い合う。
1分30秒(準決定戦からは2分)という短い試合時間の中で決着をつけようと、どの選手も積極的に攻撃する姿勢を見せる。中には試合を優勢に進めながらも、バックブローによる減点(今大会では反則)や蹴りが規定の本数に達せず惜しくも敗れてしまう選手もいた。
そんな中、ベスト4に進出したのはいずれもシード選手だった。
サウスポースタイルでパンチのコンビネーションが上手いゼッン1番・卜部功也(県立岬高校/18歳/西山道場)は、2007年新空手全日本大会K-2中量級王者の実績を引っさげて全日本キックでプロデビュー、先日のK-1MAXではK-1 YOUTHの試合に出場した卜部弘嵩の弟だ。
同じくサウスポースタイルで、左ミドルと左ヒザ蹴りを主武器とするゼッケン8番・村越凌(県立平塚農業高校/16歳/湘南格闘倶楽部)は、あの“黄金の左ミドル継承者”日菜太のジムの後輩にあたる。2回戦では左ミドルで一本勝ちを飾った。
常勝軍団チームドラゴンの母体である龍道場所属のゼッケン14番・佐々木大蔵(都立山崎高校/17歳/龍道場)は、いわゆるドラゴンスタイルをすでに身に付け、強いローやミドルキックからパンチでカウンターを取る選手。セコンドには前田慶次郎、上松大輔、堀啓、梶原龍児らが就く。
武田幸三のジムの後輩にあたる森本竜太(都立葛西工業高校/17歳/治政館)は、低い姿勢からパワフルな左右フックで突進してくるタイプ。3回戦ではワンツーからの左ハイキックで技ありも奪って見せた。
準決勝、卜部と村越は甲乙つけがたい熱戦に。パンチの回転力で上回った卜部が本戦で勝利したが、村越が胴廻し回転蹴りで逆転を狙うなどレベルの高い試合に。佐々木VS森本は本戦判定0−0で延長戦にもつれ込むほどの接戦となったが、スタミナ切れの森本に佐々木は飛び蹴り三連発、自分の距離を保って左ミドルからのパンチで差をつけた。
決勝戦は卜部VS佐々木。卜部は左右のローを蹴り、パンチへ繋げていく。佐々木は左ミドルからのパンチ。共にアッパーを交えたコンビネーションパンチで互角の攻防を展開する。しかし、佐々木の右フックからの左アッパーが決まった直後、卜部がすぐに右フックを打ち返して佐々木の動きが止まった! 卜部がそこで一気に攻めて行き、判定2−0で優勝。
K-1 WORLD YOUTH日本チーム監督の前田憲作は「いい選手がいっぱいいたので、何人か8月28日の中に選手を選抜したいと思います」と大会総評で発表。惜しくも優勝は逃したものの、選抜選手として次回大会に進める権利を得られる選手がいることを発表した。
「関東はさすがにレベルが高かったですね。僕が目をつけていた卜部と佐々木が順当に勝ち上がりましたが、ベスト4の選手はみんな強い。他にもいい選手がいました。卜部、佐々木は今後期待できる。高校生の子たちはすぐ化ける可能性を持っているから、期待を持てます」と大会の感想を語る前田監督。
西日本・中部と比べて「関東はバランスのいい選手が多いし、試合が今までで一番激しかったですね」と評しながらも、「西日本の木谷典史(17歳)、中部の日下部竜也(高校1年生)は関東の中に入っても、優勝候補に挙がるくらいレベルは高い。一番激しい予選だったが、ずば抜けてレベルが高いかと言えばそうでもない」と、決して関東制覇=全国優勝の図式は成り立たないという。
「どの地区も凄い。強い選手が分かってきて、段々と16名の顔が僕の中では浮かんできました。関東からはあと4、5人を選びたい。谷川さんに相談しますが、僕の中では決まっています」と前田監督は締めくくった。
優勝した卜部は「兄がMAXで負けてしまったので、兄弟揃って負けるわけにはいかないと、優勝したいと思いました」とコメント。「でも、兄にはまだ遠く及ばない。今日は60点くらい。まだまだです。キックのバランスも悪かったし、パンチとの連携が出来ていなかった」と反省しきり。
先日の新空手全日本大会K-2で優勝して、すでにベスト16入りが決定している嶋田翔太が「卜部君には勝てる」と言っていたことを聞くと、「自分的にもまだまだだと思います。嶋田君の方が成績もいいので…」と一歩譲る姿勢を見せたものの「でも、負けたくない。新空手で一緒にやってきたんだから、負けたくない」と負けん気の強さも発揮する。
極真空手を小学校1年生から「兄のついでで、全然やりたくなかったけど」始め、中学3年生の時にやはり兄が新空手に出たのに影響されてグローブ空手を始めた。好きなプロ選手は全日本キックの山本優弥と山本元気。「動きがカッコいいし、闘い方がパンチもキックもバランスがいいので好き」。
目標とするスタイルは「今はパンチとキックの連携が出来ていないので、ちゃんと連携できるようになりたい」と言い、「まだそのレベルじゃないから、一生懸命に練習したい」と次回はさらにレベルアップして臨みたいと語った。今後の目標はもちろん「プロになりたい」とのこと。
地区代表決定戦も残すは7月27日の九州・沖縄・四国地区と8月3日の東北・北海道地区の2大会。各大会から選抜された選手と、HIROYAを始めとするシード選手の16名によって8月28日・ディファ有明でワンマッチを行い、そこで勝った8名が10月1日『K-1 WORLD MAX 2008〜World Championship Tournament〜 FINAL」内で、さらにワンマッチ4試合を行って4名へ絞られ、12・31『Dynamite!!』で4名による『K-1甲子園2008』ワンデイトーナメントを闘うことになる。
果たして、優勝を勝ち取り“高校生最強”と“魔裟斗二世”の称号を手に入れるのは誰か?
関連:関連記事と写真、全試合結果
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その代表決定戦が全国5地区で開催中だ。6月15日・西日本地区、7月6日・中部地区に続いて、今回は“最激戦区”と目されている関東地区代表決定戦が開催された。
今大会には26名がエントリー。ヘッドガード&スネパット着用と、腰より高い蹴りを6本以上(準決定戦からは8本以上)出さなければいけない予選ルールによって強さを競い合う。
1分30秒(準決定戦からは2分)という短い試合時間の中で決着をつけようと、どの選手も積極的に攻撃する姿勢を見せる。中には試合を優勢に進めながらも、バックブローによる減点(今大会では反則)や蹴りが規定の本数に達せず惜しくも敗れてしまう選手もいた。
そんな中、ベスト4に進出したのはいずれもシード選手だった。
サウスポースタイルでパンチのコンビネーションが上手いゼッン1番・卜部功也(県立岬高校/18歳/西山道場)は、2007年新空手全日本大会K-2中量級王者の実績を引っさげて全日本キックでプロデビュー、先日のK-1MAXではK-1 YOUTHの試合に出場した卜部弘嵩の弟だ。
同じくサウスポースタイルで、左ミドルと左ヒザ蹴りを主武器とするゼッケン8番・村越凌(県立平塚農業高校/16歳/湘南格闘倶楽部)は、あの“黄金の左ミドル継承者”日菜太のジムの後輩にあたる。2回戦では左ミドルで一本勝ちを飾った。
常勝軍団チームドラゴンの母体である龍道場所属のゼッケン14番・佐々木大蔵(都立山崎高校/17歳/龍道場)は、いわゆるドラゴンスタイルをすでに身に付け、強いローやミドルキックからパンチでカウンターを取る選手。セコンドには前田慶次郎、上松大輔、堀啓、梶原龍児らが就く。
武田幸三のジムの後輩にあたる森本竜太(都立葛西工業高校/17歳/治政館)は、低い姿勢からパワフルな左右フックで突進してくるタイプ。3回戦ではワンツーからの左ハイキックで技ありも奪って見せた。
準決勝、卜部と村越は甲乙つけがたい熱戦に。パンチの回転力で上回った卜部が本戦で勝利したが、村越が胴廻し回転蹴りで逆転を狙うなどレベルの高い試合に。佐々木VS森本は本戦判定0−0で延長戦にもつれ込むほどの接戦となったが、スタミナ切れの森本に佐々木は飛び蹴り三連発、自分の距離を保って左ミドルからのパンチで差をつけた。
決勝戦は卜部VS佐々木。卜部は左右のローを蹴り、パンチへ繋げていく。佐々木は左ミドルからのパンチ。共にアッパーを交えたコンビネーションパンチで互角の攻防を展開する。しかし、佐々木の右フックからの左アッパーが決まった直後、卜部がすぐに右フックを打ち返して佐々木の動きが止まった! 卜部がそこで一気に攻めて行き、判定2−0で優勝。
K-1 WORLD YOUTH日本チーム監督の前田憲作は「いい選手がいっぱいいたので、何人か8月28日の中に選手を選抜したいと思います」と大会総評で発表。惜しくも優勝は逃したものの、選抜選手として次回大会に進める権利を得られる選手がいることを発表した。
「関東はさすがにレベルが高かったですね。僕が目をつけていた卜部と佐々木が順当に勝ち上がりましたが、ベスト4の選手はみんな強い。他にもいい選手がいました。卜部、佐々木は今後期待できる。高校生の子たちはすぐ化ける可能性を持っているから、期待を持てます」と大会の感想を語る前田監督。
西日本・中部と比べて「関東はバランスのいい選手が多いし、試合が今までで一番激しかったですね」と評しながらも、「西日本の木谷典史(17歳)、中部の日下部竜也(高校1年生)は関東の中に入っても、優勝候補に挙がるくらいレベルは高い。一番激しい予選だったが、ずば抜けてレベルが高いかと言えばそうでもない」と、決して関東制覇=全国優勝の図式は成り立たないという。
「どの地区も凄い。強い選手が分かってきて、段々と16名の顔が僕の中では浮かんできました。関東からはあと4、5人を選びたい。谷川さんに相談しますが、僕の中では決まっています」と前田監督は締めくくった。
優勝した卜部は「兄がMAXで負けてしまったので、兄弟揃って負けるわけにはいかないと、優勝したいと思いました」とコメント。「でも、兄にはまだ遠く及ばない。今日は60点くらい。まだまだです。キックのバランスも悪かったし、パンチとの連携が出来ていなかった」と反省しきり。
先日の新空手全日本大会K-2で優勝して、すでにベスト16入りが決定している嶋田翔太が「卜部君には勝てる」と言っていたことを聞くと、「自分的にもまだまだだと思います。嶋田君の方が成績もいいので…」と一歩譲る姿勢を見せたものの「でも、負けたくない。新空手で一緒にやってきたんだから、負けたくない」と負けん気の強さも発揮する。
極真空手を小学校1年生から「兄のついでで、全然やりたくなかったけど」始め、中学3年生の時にやはり兄が新空手に出たのに影響されてグローブ空手を始めた。好きなプロ選手は全日本キックの山本優弥と山本元気。「動きがカッコいいし、闘い方がパンチもキックもバランスがいいので好き」。
目標とするスタイルは「今はパンチとキックの連携が出来ていないので、ちゃんと連携できるようになりたい」と言い、「まだそのレベルじゃないから、一生懸命に練習したい」と次回はさらにレベルアップして臨みたいと語った。今後の目標はもちろん「プロになりたい」とのこと。
地区代表決定戦も残すは7月27日の九州・沖縄・四国地区と8月3日の東北・北海道地区の2大会。各大会から選抜された選手と、HIROYAを始めとするシード選手の16名によって8月28日・ディファ有明でワンマッチを行い、そこで勝った8名が10月1日『K-1 WORLD MAX 2008〜World Championship Tournament〜 FINAL」内で、さらにワンマッチ4試合を行って4名へ絞られ、12・31『Dynamite!!』で4名による『K-1甲子園2008』ワンデイトーナメントを闘うことになる。
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