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グーグル「lively」がもたらす仮想社会のカンブリア爆発

 随分待たされましたが、グーグルの仮想社会サービス「lively」がやっと登場しました。お陰でセカンドライフのブーム沈静化以来、静かだったマスコミも騒がしくなってきました。勿論、ブラウザーベースですね。




何しろWeb2.0の主流派、中心企業の参入ですから、注目度は凄いですね。もちろん仮想の部屋の中で友達同士でYouTubeを見ることができます。


グーグルのアカウントを持っていれば誰でも直ぐに参加でき、「仮想の自分の部屋」を作って、Googleが作成したウィジェットを使ってMySpaceやFacebook、ブログに貼り付けて表示できるそうです。無数の独立の「仮想の自分の部屋」がブログやSNS、Webサイト上にでき始めています。




グーグルのlivelyの島の一つ


★グーグル、「Second Life」ライクな仮想世界「Lively」を発表
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20376838,00.htm
★Googleが遂に仮想空間開発に着手 Google Labsにて3D仮想空間「Lively」を発表
http://www.secondtimes.net/news/world/20080709_lively.html
★【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第20回「Lively」
http://www.secondtimes.net/special/001/20080710_lively.html


引用(上記「グーグル、「Second Life」ライクな仮想世界「Lively」を発表」

引用:


Googleで同プロジェクトを担当するエンジニアリングマネージャー、Niniane Wang氏はこう述べている。「Livelyは、インターネットと統合されており、代替の目的地ではない。われわれの狙いは、Livelyをユーザーの現実の生活に追加することだ」

 既存のインターネットとの統合は、いくつかの形式で提供される。ユーザーはまず、インターネット上のどこかに保管された写真や動画などのコンテンツに接続できる。また、既存のウェブページにLivelyのエリアを埋め込むことも可能で、Googleが作成したウィジェットを使ってMySpaceやFacebookのページに表示させたり、ブログに組み込んだりできる。また、通常のウェブアドレスをメールで送って、友人に参加を呼びかけることも可能だ。


引用終わり


実際、やってみますとセカンドライフなどに比べて非常に簡単です。


でもセカンドライフやFFXIに参加している女性の感想は「アバターが可愛くない」「四投身なんて嫌だ」と言う声が聞こえてきました。


● 企業の動き、参入業者の動き、セカンドライフの運命


なかなか面白いのは企業やセカンドライフなど仮想社会への参入業者がグーグルの仮想空間サービス「lively」に対して積極的な動きを見せている点でしょう。


そうなるとセカンドライフからの企業の離脱に更に拍車がかかるかもしれません。


★Businesses to defect to Lively?
http://www.the-avastar.com/the-avastar/archive/2008/july/article/businesses-to-defect-to-lively/?tx_ttnews%5Bday%5D=11&cHash=545618192c

★Millions of Us、Googleの仮想空間「Lively」に参入
http://www.secondtimes.net/metaverse/spot/20080710_ngc.html


デンマークのメディアはセカンドライフの将来に対し悲観的な記事を載せており、それが世界で話題になっています。どちらかと言えば「セカンドライフには二度目の朝は来ない。」「最大のチャンスを生かせなかったのは自業自得である。」
「「Lively」は止めの一撃だ。」と言ったトーンです。


 もちろんセカンドライフも反撃に転じる方向ですが。


★No second chance for Second Life
http://www.the-avastar.com/second-life/business/2008/july/second-life-is-dead/article/no-second-chance-for-second-life/


確かに「セカンドライフは仮想社会サービスや3Dインターネットの単なる始まりに過ぎない」と言うのが今年4月初の「Virtual Worlds 2008」(http://www.virtualworlds2008.com/)の結論でした。


 野球でいえば先発ピッチャーだった。でも打たれたよね。と言ったところでしょうか。上の記事は再登板は無いという記事でしたが。


まあ、どうなるかまだ何とも判りませんが。


● 仮想社会サービスのカンブリア爆発とテレビのデジタル移行


Web2.0を経済の観点から考えれば重要なのは「テレビの完全デジタル移行」に伴うインターネットへの広告費のシフトスピードでしょう。その中で参加型テレビ=テレビ広告費の受け皿の一つとして色々な形態の仮想社会サービスが雨後の竹の子のごとく登場しています。さながら古生代カンブリア紀、およそ5億4200万年前から5億3000万年前の間の海に突然、多数の色々な形をした海の生物が大量に登場した「カンブリア爆発」のようです。


セカンドライフのような全体仮想社会型や「lively」のような「ばらばらの部屋型」の他に色々な仮想社会サービスが登場しています。


 ★★ WeblinのようなWebサイト前で動くチャット代替のアバター型
   (WEBサイトの前の小人=「WEBLIN」アバターは成功するか?
  http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=3383

 ★★ アバター姿でテレビを見る「おしゃべりテレビ型」
  http://www.oshaberitv.com/info-oshaberi.html

 ★★ SNSとの一体化型 「vizimo」やフェースブックの「VIVATY」
   http://www.vivaty.com/
   http://vizimo.jp/

この他にもアニメに近いバービイやクラブペンギンのような子供用SNSで主流の「2D型」も花盛りです。


あえて言えば日本のGREEやYAHOO、モバゲータウンの動かないアバター、同様の韓国のアバターも別の分類に入るでしょう。これは古い形なのでこれらのアバターは早晩、動き出すでしょうが。


それらの試みがテレビのデジタル完全移行と広告費のインターネットシフトの波と折り重なって「参加型テレビ」や「リアルタイムの参加型ブログ、SNS、Webサイト」の新たなリアルタイムのコミュニュケーション形態を模索しています。

続きはFPNニュースコミュニティ


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