■ライトヘビー級/5分3R
ブランドン・ヴェラ vs リーズ・アンディ
○[3R終了/判定]×

ライトヘビー級転向1戦目となったヴェラは、左ミドルでアンディを攻める。直後にタックルでテイクダウンを奪ったアンディに対し、ヴェラは立ちあがって首相撲からヒザ蹴りを見舞う。

躍動感のある左ハイキックを見せ、さらに左ミドルでアンディを蹴り飛ばしたヴェラ。必至の形相で組みつくアンディだが、そのままの状態でヒザ蹴りを顔面に受けると、豪快な腰投げでサイドを奪われてしまう。

寝技では攻めきれないと判断したのか、スタンドへ戻ったヴェラは、再びハイキックでプレッシャーをかけていく。

2R、ヴェラはサウスポーの構えから左ロー、オーソドックスに戻したところで組みつかれるが、そのままテイクダウンを奪う。バックコントロールから左パウンドを落とす、ヴェラにアンディは成す術なく攻め続けられた。組みついたアンディに、首相撲からヒザ蹴り、離れて右ストレートをヒットさせるヴェラだが、今一つ爆発力にかける。

ファンも、そんなヴェラに不満を感じたのか、ブーイングが大きくなる。ひざ蹴り、ハイキックで攻め続けたヴェラだが、2Rもアンディを仕留めることはできなかった。

アグレッシブさが欲しいヴェラの3R、アンディはテイクダウン狙いと距離をとることに終始し、生き残りに懸命だ。そんな状態のアンディを最後まで切り崩すことができなかったヴェラは3-0で勝利したが、課題の残るライトヘビー級転向初戦となった。

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