チェコサッカー連盟は17日、ペトル・ラダを代表監督に任命したと発表した。これまで長きにわたりチームを率いたカレル・ブリュックナー前監督は、EURO2008グループステージ敗退をもって引退。アシスタントを務めたラダが監督に昇格した。

 ラダ新監督は49歳。かつて代表チームを率い、自らもアシスタントを務めたヨーゼフ・チョヴァネツ氏を差し置いての抜擢となった。代表のアシスタントを務めながら、昨季はチェコ1部リーグのテプリツェを率いたが、監督としての実績が少ないため、起用は驚きを持って迎えられている。

 同監督は「私はチームを一つの目的に向かって団結できるようにしたい。W杯予選が控えているので、悠長にやっている暇はない」と話した。

 新監督の初戦は、8月20日にウェンブリーで行われるイングランドとの親善試合となる。