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【独女通信】大ざっぱな人向きの、英語勉強法とは?
2008年07月22日14時00分 / 提供:独女通信
英会話教室の中ではうまく話せるが、じっさいに外国の人相手にすると、なかなか会話が続かないという人は意外と多い。それはなぜだろう。語彙が少ない上に、表現のバリエーションが少ない。つまりは「英語力」という自信がないという原因もあるのではないだろうか。コミュニケーション能力も確かに大切だが、英語で意思の疎通を図るためには、やはりちゃんとした「英語力」が必要なのだ。
「多読」という学習法を聞いたことはないだろうか。簡単に言うと「とにかくたくさん英語の本を読む」というもの。以前は英語上級者のみの学習法というイメージであったが、現在では「絵本レベルのやさしい本」からはじめる「多読」が注目を集めている。ポイントは「意味がわからなくても辞書は引かない」「面白くなかったら、無理をして読まない」ということだそうだ。本当にそんないい加減なことで「英語力」が身につくのだろうか。
日経トレンディネット「ハリーポッターが原書で読めるようになる!! 」という記事で、自身の多読の歴史を綴っているフリーライターの梅方久仁子さんにインタビューを試みた。
―― 多読を、はじめたきっかけはなんでしたか?
インターネットのサイト、具体的には「教えて! goo」の回答の中で、SSS(Start with Simple Storieの略。多読勉強法の意)のサイトが紹介されているのを見たからです。SSSのサイトを一通り読んでみて、これはいけそうだと思いました。
―― 途中で挫折しそうになったことはありませんでしたか?
最初は英語がすらすら読めるだけで楽しかったのですが、慣れてくると、読みやすい本は文章も話の内容も単純で、つまらなく感じるようになりました。少し背伸びをして、英語が難しいけれど、話が面白い児童書を読んでみたり、またやさしい本に戻ったり、変化をつけて読むようにしました。
また、TOEICのスコアが上がっている、前には難しかった本が読めるようになっているという事実が、モチベーションの維持につながりました。
―― どんな人に向いていると思いますか?
何でもいいから本を読むのが好きという人は向いていると思います。ただ、それまで日本語の本もほとんど読まなかったけれど、英語の多読をはじめたら楽しくてはまってしまったという友達もいるので、食わず嫌いをせずに試してみるのもいいかもしれません。性格的には、細かいことにあまりこだわらない、やや大ざっぱな人に向いていると思います。単語や文法のこともそうですが、「ここのBobとはいったい何者?」などと細かいことが気になってしまう人には、向いていないと思います。
それから、たまたま伸び悩んでいるときにいっきにブレークすることはありますが、多読をやればすぐに目に見える形で効果がでるとは限りません。即効の効果を望むより、長期戦で、じっくりと確かな英語力をつけたい人に向いていると思います。
●今後の目標は?
最近、仕事で必要な情報を英語サイトで探すのに、あまり抵抗を感じなくなってきました。将来的には、TOEIC950以上の英語力を身につけて、英語での取材や翻訳の仕事もできるようになれればと思います。また、趣味の世界では、まだ日本語訳されていない小説を先にひと足先に読めようになるのが楽しみです。いつかは、ブロードウェイで本場のミュージカルも堪能してみたいですね。
ちなみに梅方さんのTOEICスコアだが、多読を始める前は530点だった。多読を始めて約3年で815点(2008年6月)まで上昇している。ガリガリ参考書で勉強していたわけでなく、好きな本を英語で読んだことの副産物としてこの効果だ。
それならと筆者も、すでに「多読」を始めている友人に、「すらすら読める」レベルの本を借りてみた。子どもの頃大好きだったトム・ソーヤが300ワードに圧縮されたものだ。「はしょり過ぎだろ」を笑いながらも、簡単な英語で書かれているので、すぐに読み終えた。1冊読めると自信がついて「では次」と別の本に手をだしたくなる。「つまんなかったら辞めてもいい」というのも気楽も良い。このような「多読用」の本は図書館にも置いているし、子供用の絵本から始めてもいいから、いきなり費用がかからないのも魅力だ。「大好きなあの本を、原書で読む私」を想像すると、胸がわくわくしてくる。万人に合う勉強法などないと思うが、読書好きの人なら、一度試してみてはいかがだろうか。(オフィスエムツー/真鍋しまこ)
「多読」という学習法を聞いたことはないだろうか。簡単に言うと「とにかくたくさん英語の本を読む」というもの。以前は英語上級者のみの学習法というイメージであったが、現在では「絵本レベルのやさしい本」からはじめる「多読」が注目を集めている。ポイントは「意味がわからなくても辞書は引かない」「面白くなかったら、無理をして読まない」ということだそうだ。本当にそんないい加減なことで「英語力」が身につくのだろうか。
日経トレンディネット「ハリーポッターが原書で読めるようになる!! 」という記事で、自身の多読の歴史を綴っているフリーライターの梅方久仁子さんにインタビューを試みた。
―― 多読を、はじめたきっかけはなんでしたか?
インターネットのサイト、具体的には「教えて! goo」の回答の中で、SSS(Start with Simple Storieの略。多読勉強法の意)のサイトが紹介されているのを見たからです。SSSのサイトを一通り読んでみて、これはいけそうだと思いました。
―― 途中で挫折しそうになったことはありませんでしたか?
最初は英語がすらすら読めるだけで楽しかったのですが、慣れてくると、読みやすい本は文章も話の内容も単純で、つまらなく感じるようになりました。少し背伸びをして、英語が難しいけれど、話が面白い児童書を読んでみたり、またやさしい本に戻ったり、変化をつけて読むようにしました。
また、TOEICのスコアが上がっている、前には難しかった本が読めるようになっているという事実が、モチベーションの維持につながりました。
―― どんな人に向いていると思いますか?
何でもいいから本を読むのが好きという人は向いていると思います。ただ、それまで日本語の本もほとんど読まなかったけれど、英語の多読をはじめたら楽しくてはまってしまったという友達もいるので、食わず嫌いをせずに試してみるのもいいかもしれません。性格的には、細かいことにあまりこだわらない、やや大ざっぱな人に向いていると思います。単語や文法のこともそうですが、「ここのBobとはいったい何者?」などと細かいことが気になってしまう人には、向いていないと思います。
それから、たまたま伸び悩んでいるときにいっきにブレークすることはありますが、多読をやればすぐに目に見える形で効果がでるとは限りません。即効の効果を望むより、長期戦で、じっくりと確かな英語力をつけたい人に向いていると思います。
●今後の目標は?
最近、仕事で必要な情報を英語サイトで探すのに、あまり抵抗を感じなくなってきました。将来的には、TOEIC950以上の英語力を身につけて、英語での取材や翻訳の仕事もできるようになれればと思います。また、趣味の世界では、まだ日本語訳されていない小説を先にひと足先に読めようになるのが楽しみです。いつかは、ブロードウェイで本場のミュージカルも堪能してみたいですね。
ちなみに梅方さんのTOEICスコアだが、多読を始める前は530点だった。多読を始めて約3年で815点(2008年6月)まで上昇している。ガリガリ参考書で勉強していたわけでなく、好きな本を英語で読んだことの副産物としてこの効果だ。
それならと筆者も、すでに「多読」を始めている友人に、「すらすら読める」レベルの本を借りてみた。子どもの頃大好きだったトム・ソーヤが300ワードに圧縮されたものだ。「はしょり過ぎだろ」を笑いながらも、簡単な英語で書かれているので、すぐに読み終えた。1冊読めると自信がついて「では次」と別の本に手をだしたくなる。「つまんなかったら辞めてもいい」というのも気楽も良い。このような「多読用」の本は図書館にも置いているし、子供用の絵本から始めてもいいから、いきなり費用がかからないのも魅力だ。「大好きなあの本を、原書で読む私」を想像すると、胸がわくわくしてくる。万人に合う勉強法などないと思うが、読書好きの人なら、一度試してみてはいかがだろうか。(オフィスエムツー/真鍋しまこ)









