アルゼンチン代表の若きストライカー、セルヒオ・アグエロにプレミアリーグへの移籍が浮上した。英国大衆紙『ザ・サン』の取材に対し、アグエロの代理人がプレミアクラブからのオファーを認めている。

 昨シーズンのリーガ・エスパニョーラで37試合に出場し、20ゴールを記録したアグエロ。この20歳には欧州中のビッグクラブから注目が集まっているが、所属クラブのアトレティコ・マドリーは、移籍金として4400万ポンド(約93億円)以上を設定しているといわれている。

 それでも、プレミアリーグのトップクラブが、アグエロの獲得を目論んでいるようだ。アグエロの代理人は、「イングランドのビッグクラブからオファーを受けた。それをアトレティコ側にそのまま渡してくれと頼まれている。オファーについては、クラブ側と話し合うまで詳しいことは話せない」とコメント。しかし、「欧州でも一、二を争うクラブだが、チェルシーではない」と明かしている。

 代理人のコメントから推測すると、オファーを提示したクラブは、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リバプールの3チームに限られる。いずれのチームも、チャンピオンズ・リーグの出場権を獲得しており、アグエロにとっても申し分のない新天地となり得るだろう。果たして、来シーズンからアルゼンチンの超新星がプレミアのピッチで活躍する可能性はあるのだろうか。