外資系Slerとソフトハウスの給与はどれだけ違う?
ひと口にITエンジニアといっても、勤務先企業は大手から中小・零細、大手系子会社から独立系まで、さまざまだ。果たして年収差はどれぐらいあるのだろうか。ITエンジニア約3000人の生データを基に、年齢・役職・勤務地で年収を徹底比較した。

約3000人のITエンジニアを業態別・職種別・役職別に年収分布を徹底分析
今回の調査対象はIT関連業務に就く3090人。年齢は20代後半から40代前半までで、最も多いのは30〜34歳層だ。男性が全体の87%を占める。勤務地は全国。勤務する企業の業態は、SIer、ソフトベンダー、コンサルタントファーム、メーカー、一般事業会社の情報システム部門、技術系人材派遣会社など多岐にわたる。独立系のSI、NI、ソフトハウス、コンサルが33.3%、システム開発を主としないユーザー系企業の情報システム部門が13.7%、大手企業のシステム子会社が10.9%、メーカーが10.6%となっている。企業規模は100〜500人というのが最多帯だ。
職種別では、アプリケーション開発(Web、オープン系)(27.2%)を筆頭に、運用・監視・テクニカルサポート(14%)、社内SE(11.2%)などがあり、ITのほぼ全職種をカバーしている。これらのデータを、業態と役職、年代、地域などの設問に対して有効回答者のみを抽出し、クロス集計しながら、年収の分布を調べた。

■30代前半の派遣労働と外資系SI正社員では、年収に3倍以上の開き
20代後半(25〜29歳)では、年収300万円台(301〜400万円)が全体の36%、同じく400万円台が28%を占めていた。300万円以下の層も18%あり、全体として500万円以下の層が8割以上。その中で年収の業態別分布状況を見ると、業態による年収格差が見えてくる。例えば「外資系SI・NI・コンサル」では500万円台が40%と最多ゾーンであり、全体に年収は高い。一方で、「技術系人材派遣会社」では最多ゾーンは300万円以下(40%)だった。
これが30代前半(30〜34歳)になるとどうなるだろうか。回答の最多帯が500万円台になっているのは、「システム開発を主としない企業(=ユーザー企業)のシステム専門子会社」「ネット関連」「外資系SI」「大手SI」の4つで、それ以外の「ハイテクメーカー系の制御SI」「大手SIの子会社」「独立系SI」などは、400万円台にとどまっている。親会社と子会社間で格差が生じている傾向もうかがえる。
ここでも「人材派遣会社」は最多帯が300万円台にとどまっている。半面、外資系ではこの年代になると、1000万円以上の年収を得る人が8%を占める。最高と最低ランクを単純に比べると、同じ年代で3倍以上の差が開いていることになる。
若年層では年収のピークは1つまたは2つのゾーンに集中する傾向があるが、年代が上昇するにつれて、分布が広がり、結果的にピークはなだらかになる。これは、年齢の上昇によって一つの企業内でも、年収格差が広がることからも、当然の現象といえるだろう。
たとえ同じ業態に勤務していても、年齢が上昇するにつれて、年収格差は広がる。例えば同じ業態の「大手SI・コンサル・ベンダー」に勤務していても、30代後半(35〜39歳)になると、年収400万円台にとどまる人が11%いる一方で、年収800万円台の人も同じく11%存在するという状況が見られるようになる。個別企業間の業績の差、個人の業績の差が年収に反映される傾向は、年代が上昇するにつれて顕著になる。

外資系Slerとソフトハウスの給与はどれだけ違う?が知りたい人はコチラ!
 :
 :
この記事の続きはライブドアキャリアで

■関連リンク
livedoor キャリア