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◎さくらジャパン、準備足りず=必要性増す「海外経験」−ホッケー〔五輪・ホッケー〕

 ホッケー女子日本代表、さくらジャパンのメダル獲得はならなかった。初出場のアテネ五輪で8位入賞。北京五輪ではそれ以上の順位を狙ったものの、及ばなかった。

 アテネでは遠征や合宿費用もままならない五輪代表ということで話題を呼んだが、今回は純粋にメダルを狙える競技力を備えた。しかし1次リーグで1勝しただけで結果は前回以下に終わった。

 恩田昌史監督は「結果からいうと、やはり準備が足りなかったということ」と敗因を語ったが、大会に入るまでは用意周到に準備を進めていたかのように見えた。アテネ五輪でFWとして大活躍した森本さかえ(天理大職)を北京五輪出場権を得る前の2005年にスペインリーグで学ばせたのが最初。「外へ出てみないと分からないこともある」と森本。その経験が、翌年のドーハ・アジア大会で五輪出場権獲得として結実した。

 森本のケースも踏まえ、攻守の核となるFWの千葉香織(ソニー一宮)とMF小野真由美(コカ・コーラウエスト)を昨年の後半から今年の初めにかけてそれぞれ、オランダとオーストラリアに送り出した。同時に、国際親善試合として昨年のドイツを手始めに、北京五輪出場が確実視されるチームを次々に招き、日本に海外の強豪の力を絶えず実感させた。

 それでも、やはり国際舞台に強い選手の育成には時間が足りなかったようだ。千葉は「若い選手に、海外にどんどん出て行ってほしい」、小野も「自分たちだけではできないものを学べる」と海外留学の効果を語る。

 メダルの夢は砕け散ったが、恩田監督が3度目の代表監督に復帰して残した遺産は大きい。4年後のロンドン。今回事前に準備したものが開花するのは、その時かもしれない。(北京時事)


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