フィオレンティーナからアタランタへの復帰移籍が決まった元イタリア代表FWのクリスチャン・ビエリ(34)が9日、入団記者会見に臨んだ。

通算3度目となるアタランタ復帰を果たしたビエリは「ここ5〜6年で、これ程までにコンディションが万全だと感じたことはない。今もなお自分のプレーを楽しむ自信があり、アタランタに貢献するために復帰する決意をした」と意気込みを語った。

一方、復帰を望まない約100名のサポーターが、ビエリとクラブを中傷する横断幕を掲げてアタランタの練習場の外に押しかけたとのこと。

サポーターの抗議行動についてビエリは「このような事態となることは望んでいなかった。いつの日かアタランタサポーターと和解できる日がくることを願っている。それには得点を挙げることが一番だろう。ゴール数?ゴール数は重要ではない。活躍し、チームに貢献することが重要だ」と自分に言い聞かせるように話した。