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【独女通信】オトコを戸惑わせる女たちのナゾのルール

【独女通信】オトコを戸惑わせる女たちのナゾのルール
 会社員の誠さん(仮名・34歳)の日課は、独身男性の恋愛観や日常をブログ「独身days 」で綴ること。そのブログの中で、3ヵ月ほど前に大論争が勃発したという。

 とある合コンに参加した誠さんは、二人の20代女性と連絡先を交換。その後、それぞれの女性と二人で食事に行く約束をした。そのことをブログに書くと、女性たちから、次々と批判のコメントがついた。コメントの趣旨はみな同じで、
「『1コミュニティにつき1人』のルールを知らないの!?」というものだった。これは、「アプローチしていいのは、1つのコミュニティにつき一人まで」という意味。女性たちが誠さんにそのルールを守れと言ったのには理由が二つあった。

1.1人の男性が、同じグループに属する女性2人に同時にアプローチしてしまったら、そのグループ内で揉め事が起きる可能性がある
2.その女性たちから誠さんが「女なら誰でもいい男」だと思われてしまう可能性がある

 ブログにコメントした女性には、「この『1コミュニティにつき1人』は、もはや暗黙のルールだ」という人も多かった。

 女性陣のあまりの迫力に戸惑いながらも、誠さんは「男には通用しないルール」と語る。

「ブログでも、それ以外でも、男性は僕の意見に賛成という人が圧倒的ですよ。合コンに限らず、飲み会で連絡先をやりとりする相手って、必ずしも1人とは限りませんよね。僕としては、せっかくできたご縁だから、個別に食事に行ったわけですが、その時点では恋愛感情はありません。正直『なんで?』って思います。どちらかに好意を抱いていれば別ですが、お友達レベルでも女性的にはNGなんですよね。2人の女性が同じコミュでなければOKらしいんですけどね」

 やはり、オトコ心としては、いろいろな女性とデートしてみたいのが本音だろうか。

「そうですね。2人でデートしてみて、じっくり話すことで恋愛感情が芽生えることもありますし。でも、本当に気に入っている女性がいたら、同じコミュの別の女性とデートすることはないと思いますよ。」

 誠さんのブログの読者ではない女性はこのルールをどう思うのか。契約社員の麻巳子さん(仮名・34歳)は賛成派。

「女同士の争いの種になるし、自分がデートした相手が、他の子ともデートしていたら、『私のこと好きじゃなかったんだ』ってガッカリすると思う。怒ると自分がモテないってことを認めてしまうようで怒れない。反対に、自分の女友達が同じことを男性にしていたら、止めると思う」

 同じく賛成派の直美さん(仮名・32歳)は、「客観的にみればとがめられることではない」としつつも、モヤモヤした気持ちになる、と言う。

「私は『デートする=少なからず好意があるはず』と重く考えているからかも。ただ、同じアーティストが好きで一緒にライブに行くとかならデートじゃないからOKって気も。自分がデートだと思っていなければいいのかもしれませんね」。
つまり、誠さんのブログで起こった論争は、「恋が始まっていなければいろんな人とデートしていい」という男と、「デートをする時点で少なからず好意は」女の、「デートのとらえ方の違いが生んだというわけだ。

しかし、女性の中にも懐疑派はいる。会社員の初美さん(仮名・34歳)だ。
「デートしたら付き合うとは限らないですよね。本気のアプローチを同時に2人にするのは問題だけど、相手を見極めるために2人とデートするのはアリだと思う。本当に心をときめかせてくれる人って、なかなか現れないもの。だけど素敵な人に2人も出会えたのなら、デートしてお互いのことを知るのがいいと思う」

 さて、冒頭の誠さんに、「いいなと思っている女性が、自分以外に、同じコミュニティの男性ともデートしていたら?」と聞いてみた。

「気に入っていた子ならショックでしょうね。僕に魅力がないのかな、と諦めモードになるかも。でも、『よりよい人を見つけたい』という気持ちも理解できるから、アリだと思います。恋人がいない時期は、言ってみれば『何度も試着ができる』時期。いろんな服を見て、自分に本当にぴったり合う服、つまり恋人が見つかればいいのではと思います」。

男と女の、目に見えない違い。いっそ、それを楽しんでしまうのもいいかもしれない。(吉田渓)
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