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加藤紘一衆議院議員は日本人を見捨てる国会議員

 自民党の加藤紘一元幹事長が7日夜、日本BS放送の番組でとんでもない発言をした。「北朝鮮に拉致された被害者を北朝鮮に戻した方が良かった」と言っているのだ。これが国会議員の言うことか。

 誘拐された被害者を救い出した後、誘拐犯と交渉を続けるためにまた人質に返す。そんな考えが許されるわけがない。だったら自分が人質として行け。

 考えてみて欲しい。あなたが強盗の人質にされ、何日も拘束されたあげく、やっと救出して貰えたと思ったら国会議員の鶴の一声で強盗のもとにまた戻されるのだ。これが怒らずにいられるか。

 この発言、分かり易く言えば「国のための国民は犠牲になれ」と言うことだ。国がなければ国民は生きられない。だからこの考え自体は理解できないものではないが、口に出すべきものでもない。だいたい、国民を犠牲にする前に助けることが先決だ。その後の交渉がうまくいかないのは外交の問題であって、国民にその責はない。

 加藤紘一衆議院議員は山形3区の選出だ。次の選挙では、ぜひともこのことを思い出して欲しい。あなたの選ぼうとしている人は、国民を北朝鮮に突き出す人なのだ。国民を守らずして、何が国民の代表なのか……。

[ 時事通信 ]

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(篠原 修司)


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