【MATCH REPORT】ナビスコカップAグループ第5節 神戸 2−1 浦和
ポンテ復帰も勝利遠く。予選敗退決定
試合開始4分、ゴール前で混戦となり、こぼれ球を拾った高原が左足を振り抜く。浦和は敵地で早々に先制点を奪取した。4バックを採用する神戸のサイドアタック封じも万全だった。右サイドの岡野はいつもよりも低くポジションを取って変則4バックの形で対峙。これにより対面の鈴木、左サイドバックの内山に攻撃スペースを与えず、彼らを混乱に陥れた。
攻撃に閉塞感を覚えたのか。敵将の松田監督は27分という早い時間にFWの馬場を下げて松橋を投入。そして前線を3トップにしてリフレッシュを試みた。その影響は劇的には表れなかったが、神戸は36分、CKから栗原が同点ゴールを奪うことで落ち着きを取り戻していく。
ナビスコカップ決勝トーナメント進出へ絶対に勝利が必要な浦和と、引き分けでも可能性が残る神戸。この両者の置かれた立場がゲーム内容を左右する。神戸は全体が引き気味になり堅守モード。かたや浦和は得点しなければならず、緩いボール回しから好機を模索していく。
後半途中、エンゲルス監督は攻撃を活性化させるべく高橋、ポンテを投入する。85分にはその高橋がゴール前でGKと1対1となるもシュートはGK正面。それなりに得点機を生んでいた浦和。だが、その好機逸によって手痛い代償を払うことになる。
86分、相手のロングボールが前線を走る松橋に渡る。松橋はフォローしてきた田中英にバックパス。田中英が中央へ送ったパスを栗原が絶妙なボールタッチで受けゴール前に進出し、最後はGK山岸の右横へボールを通した。
カウンターから痛恨の失点を喫した浦和はナビスコカップ決勝トーナメント進出の可能性を消滅させ、敵地・ホームズスタジアムから肩を落として去っていった。
<浦和レッズ寸評>
5.5 GK 山岸範宏 是が非でも失点を防ぎたかったところ。フィードは安定
6.0 DF 坪井慶介 対人プレーは安定感あり。スピードでも相手に負けなかった
6.0 DF 堀之内聖 リベロの位置でバックラインを統率。カバーリングも的確
5.5 DF 堤俊輔 不安定な守備。2失点目は相手への詰めが緩かった印象
6.0 MF 岡野雅行 前半は守備のタスクを負い、チームプレーに徹していた
5.5 MF 内舘秀樹 相手との競り合いで後手を踏んだ。ポジショニングに注力
6.0 MF 山田暢久 攻撃面では効果的な絡み。積極的に前へ出ていた
6.0 MF 相馬崇人 左サイドで何度も仕掛けたが実らず。スタミナは持続
6.0 FW 高原直泰 開始4分に先制点をマーク。動きにもキレがあった
6.0 FW 田中達也 鋭い突破で相手に脅威を与えた。調子は上向き
5.5 FW エジミウソン ポストワークはこなしたが、シュートが少な過ぎる
6.0 MF 高橋峻希 絶好機を外してしまったが、攻撃への意欲は買える
5.5 MF ポンテ まだ本調子ではなく、ボールを失う場面が目立った
- FW 高崎寛之 採点なし
5.5 監督 エンゲルス 相手を研究して臨んだが、試合中の修正は後手を踏んだ



