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【MATCH REPORT】ナビスコカップAグループ第4節 名古屋 4−2 浦和

【MATCH REPORT】ナビスコカップAグループ第4節 名古屋 4−2 浦和

文●島崎英純
写真●兼子愼一郎

代表組不在の影響色濃く、鬼門突破ならず

 日本代表に4人、U−23日本代表に3人招集されているレッズは陣容をリニューアル。バックラインの底には坪井が陣取り、守備的MFは内舘と山田暢を配置。また負傷明けの永井、田中が復帰して攻撃の一翼を担った。

 レッズは、4−4−2のシステムを採用してサイドから効率的に仕掛ける名古屋に押し込まれていく。6分、FW巻のポストワークからパスを受けた小川がゴール左隅へボールを流し入れる。そして14分、マギヌンのクロスに杉本が頭で合わせて2点目をゲット。レッズはリズムを取り戻せないままに失点を重ねてしまった。2点のリードで若干ペースダウンした名古屋に、今度はレッズが個人能力で攻略を図る。32分、山田暢からパスを受けた田中がゴール前中央で左足を振り抜き1点を返す。左太もも裏の肉離れで戦線離脱していた田中の復活ゴールで、レッズは波に乗りかけたのだが……。

 42分、小川のクロスを巻が豪快な右足ボレーで合わせ3点目を叩き込む。「前半の、あの3点目はダメージが大きかった」。キャプテン・山田暢が振り返ったように、その後レッズは後半に4−4−2へシステム変更し、56分に内舘のヘディングシュートで1点差に詰め寄ったものの、試合終了間際の88分に津田のダメ押し弾を許し2−4で敗れた。

 これでレッズはナビスコカップ2試合を残してグループリーグ首位通過の望みを断たれ、全4グループのうちグループ2位の上位2チームに与えられる、いわゆるワイルドカードに望みを託すしかなくなった。

 エンゲルス監督はこの名古屋戦で高橋、原口、西澤らの若手を投入して、彼らに経験を積ませた。しかしレッズはいまだナビスコカップで1勝もできず、彼ら有望株が躍動できる場所、機会を失おうとしている。

<浦和レッズ寸評>
5.5 GK 山岸範宏 2失点目は防げたかもしれないが、ほかはノーチャンス
5.0 DF 坪井慶介 不慣れなリベロで苦慮した。体調面は向上の兆し
5.0 DF 堀之内聖 急造バックラインで難儀した。マークのズレも見られた
5.0 DF 堤俊輔  守備陣と良好な関係を築けず。後半は左サイドバック
4.5 MF 岡野雅行 自陣に押し込まれ、個性を発揮できず。途中交代
6.0 MF 内舘秀樹 前半はポジション取りに戸惑った。後半に追撃のゴール
6.0 MF 山田暢久 ボールタッチが多く、劣勢を挽回する姿勢は見られた
5.5 MF 相馬崇人 守備に傾倒し良さが消えた。連携面のつたなさも露見
5.5 FW 永井雄一郎 効果的な攻撃を仕掛けられず。体調が万全ではない
6.5 FW 田中達也 負傷明けにもかかわらず精力的な動きで1ゴール
5.0 FW エジミウソン 緩慢な動き。自慢のポストワークも威力なし
5.5 MF 高橋峻希 積極的に攻め上がったが、痛恨のパスミスを喫した
5.0 FW 原口元気 ボールの受け方が悪く、プレーに絡めなかった印象
5.0 MF 西澤代志也 永井に代わり右サイドに入るも、ぎこちないプレー
5.5 監督 エンゲルス 後半、若手を起用してリフレッシュ。4−4−2にも変更

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