【MATCH REPORT】J1リーグ第13節 浦和 2−3 G大阪
集中力の欠如から3失点。痛恨の黒星
序盤から両者一歩も引かぬ展開。1分に相馬がGK直撃のシュートを放てば、G大阪も負けじとCKからチャンスを生み出す。そして17分、中澤が叩きつけるようにヘディングシュートを決めてG大阪が先制を果たす。失点したレッズはボールポゼッションを高めて盛り返しを図る。しかし高原、エジミウソンらのシュートは枠を外れ、ゴールを奪えない。そして44分、再びG大阪にゴールが生まれる。
ルーカスから左奥へロングボールが供給される。それをバレーと阿部が競り、ボールはバレーの足に当たってサイドラインを割ったかに見えた。しかし判定はG大阪ボール。抗議するレッズの選手を尻目にバレーが素早くスローインすると、ボールは二川から山崎へと渡りフィニッシュへと至った。
後半、レッズはますます攻勢を強めてG大阪陣内で猛攻を仕掛ける。そして53分、FKから梅崎が強烈なゴールを突き刺して同点とする。流れは一層、レッズに傾いたかに見えた。
しかしG大阪はしたたかだった。68分、交代出場の遠藤がクイックリスタートからルーカスへパスし、再びボールを受けると右足を一閃。ボールはきれいな弧を描いてゴールネットに収まった。レッズはその後79分にエジミウソンのゴールで追撃するが一歩及ばず。レッズは埼玉スタジアムで初めて、G大阪に敗戦を喫してしまった。
1失点目はマークの不徹底。2失点目はミスジャッジに動揺して失点。3失点目は相手の素早いリスタートに反応できなかった。いずれも集中切れ、もしくはミスからの失点だ。内容面では相手よりもボールキープ率を高めゲームの主導権を奪ったが、結果論で言えば相手に少ないチャンスをモノにされ、省エネで逃げ切られた。
リーグ中断前に痛恨の敗戦。リーグ首位は堅持したものの、その傷跡は確かに残った。
<浦和レッズ寸評>
6.0 GK 都築龍太 3失点はしたが、要所でピンチを防ぐシーンもあった
5.5 DF 堤俊輔 必死にカバーしたが、相手FWのパワーに圧倒された感も
5.5 DF 堀之内聖 1対1の局面ではほとんど負けなかったが、結果は出ず
5.5 DF 阿部勇樹 全体的なプレーは安定も、2失点目につながった場面は痛恨
6.0 MF 山田暢久 攻守両面で精力的な動き。彼が交代してから右が機能不全に
6.0 MF 細貝萌 守備的MFから右サイドにシフトするなど、役割こなす
5.5 MF 田中マルクス闘莉王 右肩脱臼の影響かパワーが感じられず、控え目なプレー
6.0 MF 相馬崇人 得意のドリブルで何度も攻撃を仕掛けた。持ち味は出した
7.0 MF 梅崎司 素晴らしい仕掛け、精度高いFKでチームに貢献した
5.5 FW 高原直泰 鋭い前への飛び出しは見られるようになった。あとはゴール
6.5 FW エジミウソン 献身的なポストプレーと得点。チームの歯車として機能
5.0 MF 鈴木啓太 まだまだ完調ではない状態。体が軽過ぎる印象がある
5.0 FW エスクデロ・セルヒオ 周囲との連携がかみ合わず、闘志が空回りしてしまった
− MF 岡野雅行 採点なし
5.0 監督 エンゲルス 選手交代で後手を踏んだ。攻撃を促進できなかった





