ガソリン代は高騰を続け、どこまで上がるのか不安になってしまう。「やはり、これからはバイオ燃料の時代か」と思えば、穀物高騰の原因になる。といった状態で、こちらも不安を隠せない。しかし、技術の日本が動き出した。稲わらなどを使った「第2世代バイオ燃料」の実用化に向けて開発するのだ。

バイオ燃料といえばトウモロコシやサトウキビを原料としたアルコール燃料で、アメリカやブラジルではすでにかなり普及している。しかし、反面、食料となる穀物の供給が減り世界的に食糧高騰の原因とみられている。
そこで日本では次世代のバイオ燃料の開発をしようというのだ。
2008年7月6日の
asahi.comによると、
稲わら、麦わらを使った「第2世代のバイオ燃料」の開発プロジェクトができる。農林水産省が補助を出して、稲わら、麦わらを原料にした製造プラントをつくり実験を行っていくという計画だ。
北海道には大成建設とサッポロビールが、兵庫県明石には三菱重工業などがプラントを造る。

この第2世代バイオ燃料はこれまで、アルコールになりにくく、硫酸をつかって溶かすなどの行程が必要でコストもかかっていた。
同プロジェクトではアルカリ水や高圧高温の水で下処理をすることでそれを解決していくというのだ。
あわせて、原料の確保についてもシステムを作って、コストを抑えられように考えていく。
現在バイオ燃料生産コストは1リットル=130円から160円程度だが、これを、90円に抑えていくという。10年以内に実用化できる計画で、この開発にあたっては北海道洞爺湖サミットで福田首相が計画をアピールする予定もあるとのことだ。

洞爺湖サミットでは”バイオ燃料と食糧高騰”についても議題となる予定で、この開発プロジェクトが評価されれば世界的な問題に日本が大きく貢献できる可能性もでてくる。

(編集部:TAKESHI)