【サンボ】植松直哉がプロの凄みを見せつけMVP!松本秀彦は史上初の10連覇を達成
2008年07月06日23時17分 / 提供:格闘技WEBマガジンGBR
日本サンボ連盟
「第34回全日本サンボ選手権大会/女子オープン大会」
2008年7月6日(日)東京・新宿スポーツ会館4階体育室
例年に無い出場者数で盛り上がった今年の全日本サンボ選手権だが、中でも26人が参加するという最激戦区となったシニア68kg級を制したのは、プロの舞台や柔術、そしてグラップリングでも活躍する植松直哉だった。
2002年の全日本選手権で3位になった経験を持つ植松は、一回戦からその関節技の鋭さをまざまざと見せ付けた。準決勝こそ判定まで持ち込まれたが、それ以外は全て秒殺勝利。特にインパクトを残したのは、2回戦の小川拓也戦だ。
前年度のMVPである小川を相手に苦戦も予想されたが、蓋を開ければまずはカニ挟みでポイント寸前の状態になり、スタンドに戻ると引き込んでヒザ十字一閃! 見事な一本勝ちを飾った。その勢いを勝って植松は同級で優勝し、さらに大会MVPを獲得している。
「やはり植松が一番インパクトがあった。当たったのはどれも厳しい相手だっだけど、プロの凄みというのを見せ付けてくれました。関節技の切れ味はもちろんですけど、立ち技のセンスも良いものを持っていて、その使い分けを見るとサンボのセンスがあると思いました。小川に極めたヒザ十字も、サンビストの目から見ても凄かったです」(大会実行委員長・SKアブソリュート総帥 松本天心)
一方、記録という意味では日本サンボ界のエース松本秀彦が偉業を達成した。シニア62kg級に出場した松本は、緒戦となった準決勝をテクニカル一本で勝ち上がると、決勝は安定した寝技を見せながらアキレス腱固めで一本勝ち。見事、史上初の大会10連覇を成し遂げた。
しかし、松本の圧倒的な強さの前に、誰もが出場を敬遠してしまうこの階級。今回も他の階級に比べ出場者が少なかったが、このままではさらに松本の独走態勢となるが、松本天心氏は「今回久々にサンボをやった今泉堅太郎はやはりセンスがあります。今日の68kg級では相手が大きすぎるように見えたので、次は62kg級で松本秀彦に当てたい」と、SK代表としてのプランを明かした。
そのSKからは、DEEPウェルター級王者の長谷川秀彦以外のプロ選手が全員出場。大会前の松本氏の「しばらく道着の練習をやっていないから、勝てるかな〜」という心配をよそに、順調に勝ち上がる。
そんな中、松本氏が称えたのがシニア82kg級に出場した、現パンクラス・ウェルター級暫定王者の和田拓也だ。一回戦からテイクダウンの強さを活かして勝ち上がった和田は、決勝でベテランの勢田誠一と激突。
松本氏によると「和田は勢田に苦手意識を持っていた」ということだったが、今回は序盤からタックルをビシビシと決め、ポイントを連取。そのまま4-1で勝利した。
他のSKプロ選手も続々と入賞を果たし、プロ以外でも千葉記位がシニア90kg級で優勝するなど、全日本サンボにSK旋風を取り戻した。
松本秀彦のようにサンボに専念している選手が活躍することはもちろん必要だが、今回の植松やSK選手のように、サンボができるプロ選手が参加することもまた、全日本選手権を盛り上げる要因になる。また、今回はプロ選手が勝ちあがったが、時にアマ選手を相手に厳しい結果となることもあり、それがアマチュア大会の面白さだともいえる。今後もサンボにはその魅力を体現していってほしい。
RESULT
【シニアの部】
▼52kg級
優 勝 渡辺和久(木口道場)
準優勝 大石健二(三多摩サンボスクール)
3 位 吉成仁(スポーツ会館)、小野寺基泰(スポーツ会館)
▼57kg級
優 勝 関屋忠治(スポーツ会館)
準優勝 清水清隆(SKアブソリュート)
3 位 岡崎浩史郎(三多摩サンボスクール)、伊藤要(三多摩サンボスクール)
▼62kg級
優 勝 松本秀彦(木口道場)
準優勝 小野瀬雅仁(チーム高谷)
3 位 清水靖弘(日本ウェルネススポーツ専門学校)、鈴木隆友(山田スポーツクラブ)
▼68kg級
優 勝 植松直哉(チーム高谷)
準優勝 大原裕樹(木口道場)
3 位 鈴木康裕(スポーツ会館)、中島大輔(三多摩サンボスクール)
▼74kg級
優 勝 明先俊太郎(無所属)
準優勝 高本裕和(アンプラグド国分寺)
3 位 及川祐輔(三多摩サンボスクール)、嶋田元紀(日本ウェルネススポーツ専門学校)
▼82kg級
優 勝 和田拓也(SKアブソリュート)
準優勝 勢田誠一(TEAM KAZE)
3 位 河野吉紀(SKアブソリュートさいたまスーパーアリーナ)、上条裕二(スポーツ会館)
▼90kg級
優 勝 千葉記位(SKアブソリュート)
準優勝 榊原啓三(木口道場)
3 位 山縣養一(藤沢工科高校)、竹内出(SKアブソリュート)
▼100kg級
優 勝 中西良行(無所属)
準優勝 大類宗次朗(SKアブソリュート)
3 位 二之坂啓(三多摩サンボスクール)、田矢信二(無所属)
▼+100kg級
優 勝 上本裕祥(TEAM KAZE)
準優勝 丸田剛(JMSDF横須賀)
3 位 岩澤裕太(学監総合技術クラブ)、山田克己(手塚道場)
【女子の部】
▼48kg級
優 勝 八木沼志保(アンプラグド国分寺)
▼58kg級
優 勝 塩田さやか(AACC)
「第34回全日本サンボ選手権大会/女子オープン大会」
2008年7月6日(日)東京・新宿スポーツ会館4階体育室
例年に無い出場者数で盛り上がった今年の全日本サンボ選手権だが、中でも26人が参加するという最激戦区となったシニア68kg級を制したのは、プロの舞台や柔術、そしてグラップリングでも活躍する植松直哉だった。
2002年の全日本選手権で3位になった経験を持つ植松は、一回戦からその関節技の鋭さをまざまざと見せ付けた。準決勝こそ判定まで持ち込まれたが、それ以外は全て秒殺勝利。特にインパクトを残したのは、2回戦の小川拓也戦だ。
前年度のMVPである小川を相手に苦戦も予想されたが、蓋を開ければまずはカニ挟みでポイント寸前の状態になり、スタンドに戻ると引き込んでヒザ十字一閃! 見事な一本勝ちを飾った。その勢いを勝って植松は同級で優勝し、さらに大会MVPを獲得している。
「やはり植松が一番インパクトがあった。当たったのはどれも厳しい相手だっだけど、プロの凄みというのを見せ付けてくれました。関節技の切れ味はもちろんですけど、立ち技のセンスも良いものを持っていて、その使い分けを見るとサンボのセンスがあると思いました。小川に極めたヒザ十字も、サンビストの目から見ても凄かったです」(大会実行委員長・SKアブソリュート総帥 松本天心)
一方、記録という意味では日本サンボ界のエース松本秀彦が偉業を達成した。シニア62kg級に出場した松本は、緒戦となった準決勝をテクニカル一本で勝ち上がると、決勝は安定した寝技を見せながらアキレス腱固めで一本勝ち。見事、史上初の大会10連覇を成し遂げた。
しかし、松本の圧倒的な強さの前に、誰もが出場を敬遠してしまうこの階級。今回も他の階級に比べ出場者が少なかったが、このままではさらに松本の独走態勢となるが、松本天心氏は「今回久々にサンボをやった今泉堅太郎はやはりセンスがあります。今日の68kg級では相手が大きすぎるように見えたので、次は62kg級で松本秀彦に当てたい」と、SK代表としてのプランを明かした。
そのSKからは、DEEPウェルター級王者の長谷川秀彦以外のプロ選手が全員出場。大会前の松本氏の「しばらく道着の練習をやっていないから、勝てるかな〜」という心配をよそに、順調に勝ち上がる。
そんな中、松本氏が称えたのがシニア82kg級に出場した、現パンクラス・ウェルター級暫定王者の和田拓也だ。一回戦からテイクダウンの強さを活かして勝ち上がった和田は、決勝でベテランの勢田誠一と激突。
松本氏によると「和田は勢田に苦手意識を持っていた」ということだったが、今回は序盤からタックルをビシビシと決め、ポイントを連取。そのまま4-1で勝利した。
他のSKプロ選手も続々と入賞を果たし、プロ以外でも千葉記位がシニア90kg級で優勝するなど、全日本サンボにSK旋風を取り戻した。
松本秀彦のようにサンボに専念している選手が活躍することはもちろん必要だが、今回の植松やSK選手のように、サンボができるプロ選手が参加することもまた、全日本選手権を盛り上げる要因になる。また、今回はプロ選手が勝ちあがったが、時にアマ選手を相手に厳しい結果となることもあり、それがアマチュア大会の面白さだともいえる。今後もサンボにはその魅力を体現していってほしい。
RESULT
【シニアの部】
▼52kg級
優 勝 渡辺和久(木口道場)
準優勝 大石健二(三多摩サンボスクール)
3 位 吉成仁(スポーツ会館)、小野寺基泰(スポーツ会館)
▼57kg級
優 勝 関屋忠治(スポーツ会館)
準優勝 清水清隆(SKアブソリュート)
3 位 岡崎浩史郎(三多摩サンボスクール)、伊藤要(三多摩サンボスクール)
▼62kg級
優 勝 松本秀彦(木口道場)
準優勝 小野瀬雅仁(チーム高谷)
3 位 清水靖弘(日本ウェルネススポーツ専門学校)、鈴木隆友(山田スポーツクラブ)
▼68kg級
優 勝 植松直哉(チーム高谷)
準優勝 大原裕樹(木口道場)
3 位 鈴木康裕(スポーツ会館)、中島大輔(三多摩サンボスクール)
▼74kg級
優 勝 明先俊太郎(無所属)
準優勝 高本裕和(アンプラグド国分寺)
3 位 及川祐輔(三多摩サンボスクール)、嶋田元紀(日本ウェルネススポーツ専門学校)
▼82kg級
優 勝 和田拓也(SKアブソリュート)
準優勝 勢田誠一(TEAM KAZE)
3 位 河野吉紀(SKアブソリュートさいたまスーパーアリーナ)、上条裕二(スポーツ会館)
▼90kg級
優 勝 千葉記位(SKアブソリュート)
準優勝 榊原啓三(木口道場)
3 位 山縣養一(藤沢工科高校)、竹内出(SKアブソリュート)
▼100kg級
優 勝 中西良行(無所属)
準優勝 大類宗次朗(SKアブソリュート)
3 位 二之坂啓(三多摩サンボスクール)、田矢信二(無所属)
▼+100kg級
優 勝 上本裕祥(TEAM KAZE)
準優勝 丸田剛(JMSDF横須賀)
3 位 岩澤裕太(学監総合技術クラブ)、山田克己(手塚道場)
【女子の部】
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▼58kg級
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