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突然閉館した「新座温泉」の復活はあるのか?=埼玉・新座

2008年07月06日06時31分 / 提供:PJ

pj
突然閉館した「新座温泉」の復活はあるのか?=埼玉・新座
まだ取り壊されていない状態の新座温泉「彩泉楼」の建物(撮影:堀口剛、7月4日)  写真一覧(2件)
私が住む埼玉県新座市は、山里から離れていて、いわゆる温泉地からは程遠い場所に位置するが、天然温泉がわき出す場所でもある。その新座市に「新座温泉」と名づけられた天然温泉に入ることができる「彩泉楼」という施設があったのだが、残念なことに2007年11月に突然閉館してしまった。

 ところで最近、この「新座温泉」や「彩泉楼」というキーワードで検索をして、私が管理するブログに訪れる人が結構多いことに気がついた。閉館しても、まだ完全に忘れられた存在にはなってないのだろうか。埼玉県新座市本多にある閉館した「彩泉楼」に足を運んでみることにした。

 行ってみると、その場所には建物がまだ取り壊されていない状態で残っていた。入り口には何か張り紙が貼(は)ってあり、差し押さえられた形跡があった。

 この温泉施設、どうなってしまうのだろうか? 市が引き取って運営できないものだろうか? 新座市が運営して、安い料金で誰もが気軽に行くことができる温泉施設にすれば、観光スポットが少ない新座市も、もっと魅力のある市になると思うのだが。そこで私は新座温泉の今後について、新座市に聞いてみることにした。

 新座市役所へ行ったところ、隣接する市運営の「新座市観光プラザ」を案内された。そこで新座温泉の今後についてお話を伺った。

 新座温泉を新座市が運営することに関して聞いてみたのだが、「今の財政状況だとちょっと厳しいのではないでしょうか。億単位の予算など簡単には動かせない金額ですし・・・」とのことである。新座市は現在約700億円の債務があるとのことで、財政的にも非常に厳しい状況である。

 また、市が運営するよりも、「民間企業が頑張ってやってくれたほうが市としてはうれしい」とのこと。市が関与する気配は無さそうだった。また、数年前から、新座市の10年間の財政計画というものがスタートしたとのことで、新座温泉に関することは「そこにも入っていません」とのことで、新座温泉が市によって復活する望みは絶たれてしまった。

 私は新座市に長年住んでみて、確かに住みやすい街ではあるのだが、何かもっと特徴をもった部分があってもいいのではないかと感じている。その特長の一つとして、誰もが利用できて楽しめる温泉なんて、とても魅力的ではないだろうか。また、新座市内でつぶれる温泉施設はこれで2つめだ。かつて武蔵野火止温泉があったが、これも2005年につぶれてしまった。せっかく温泉を掘ったのだからもっと有効に使うべきではないか、と思わずにはいられないのである。【了】

■関連情報
記者ブログ:PJ堀口剛のライブドア パブリックジャーナリスト宣言
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 堀口 剛

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