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チェルシー、アルシャービン獲得に思わぬ妨害

 ロシア代表FWアンドレイ・アルシャービンの獲得が有力とされていたチェルシーが、思わぬ妨害工作に頭を抱えているようだ。

 ユーロ2008における活躍で評価を上げたアルシャービン。スペインのバルセロナなどが獲得に乗り出す中、チェルシーはロシア人オーナー、ロマン・アブラモビッチの強い希望で獲得合戦に参戦し、すでに正式なオファーを提示したと言われていた。

 さらにチェルシー側は、近日中にロンドンでアルシャービンとの移籍交渉に臨む予定だった。しかし、アルシャービンが所属するロシアのゼニトが、この会談を妨害。シーズン中の国内リーグ戦に向けたトレーニングに参加させるとして、この27歳を呼び戻したというのだ。ゼニトの指揮官を務めるディック・アドフォカート監督は、「残留の意思を明確にしない限り、アルシャービンを起用するつもりはない」と明言しているだけに、クラブ側が意図的に移籍交渉を妨害したとの見方が強い。

 ゼニト側はユーロ2008での活躍を受け、アルシャービンの移籍金を2000万ポンド(約42億円)まで引き上げたい考えで、移籍交渉の妨害はその伏線と見られている。しかし、ゼニト側から提示された週給6万ポンド(約1300万円)のオファーをすでに否定しているアルシャービン。もはや移籍は確実な状況だが、獲得を目指すチェルシーはしたたかなロシアクラブと渡り合わなければならないようだ。
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