チェルシーへの移籍が噂されるレアル・マドリーのブラジル代表FWロビーニョだが、レアル・マドリーがこの交渉の中でチェルシーのコートジボアール代表FWディディエ・ドログバを要求する可能性があるようだ。両クラブ間での話し合いの場でドログバの名前が再浮上しているという。

「ドログバはチェルシーのようなビッグクラブにいるわけだし、落ち着いている。しかし、レアル・マドリーもまたビッグクラブだ」と彼の代理人はレアル・マドリーへの移籍の可能性がなくなったわけではないと示唆。

 モウリーニョ前監督のチェルシー退団で同クラブの退団を決意したドログバだが、チェルシー残留を明言。それでも彼の移籍の噂は絶えずメディアを賑わし、レアル・マドリーへの移籍も報じられていた。現在も去就が注目されている一人であり、ミラン行きの噂もある。一方、レアル・マドリー残留が最優先としながらも、残留はクリスティアーノ・ロナウド獲得次第と言われ、同クラブからの過小評価に不快感を示しているロビーニョの代理人もチェルシーのロビーニョに対する興味を認めている。

 ユーロ2008決勝スペイン対ドイツ戦の前にウィーンでカルデロン会長とアブラモビッチ・オーナーが話し合いを行ったこともあり、ロビーニョとドログバのトレードもあり得るといったところだろうか。今後の展開に注目が集まりそうだ。

(スペイン通信)