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セカンドライフでホストクラブが流行る

 日本人街を色々観察していると「面白いサブカルチャー」が見つかります。セカンドライフに参加する「一部の女性たち」の間で「ホストクラブ」の人気が高いです。一方で「男性用のナイトクラブ」は、「ホストクラブ」に比べて今一つ盛り上がっていません。何故でしょうか。


 この手のサブカルチャーを見ていると本当に現実社会を良く反映してるなと思います。(あの、飽くまで一部の女性達に見られる傾向であって、女性の全員が通っていると言う訳じゃないですからね。 この点誤解のないように。)

★セカンドライフ・ホストクラブのブログ

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 セカンドライフに参加し定着する多くの女性のパターンは以下のようになっています。


●● 女性の基本パターン

 ステップ1) 美人アバターになる

  セカンドライフに参加すると「あまり可愛くない初期アバター」が与えられます。顔も髪も衣装も冴えないし、「初期アバター自体」は、全然、可愛くありません。


 これで有名ゲームのFFXIなどの経験者の女性の多くが「可愛くない」と失望し、セカンドライフを去っていくのが過去の一つのパタンでした。


  でも最近では一般クリエーターが制作した「美しいスキン」や「シェープ」が多数売られており、女性は即「美人アバター」に男性は即「イケ面アバター」に変身できます。


 そして大抵、DJさんなどがライブ演奏するところに踊りに行き、音楽と踊りと友達作りに専念します。


 ステップ2) 美しいドレスを身にまとう


  また多数の素敵な、優雅な身のこなしをするアニメーションや美しいドレスも売られています。


だから次のステップは買い物になります。セカンドライフのショッピングは現実社会のショッピングと同じくらい「気分の発散」になるらしく、またセカンドライフの衣装をマイクロペイメントするのは殆どお金がかかりません。


セカンドライフで2000リンデンドル(約900円)買い物をすればドレスが一杯買えます。美しいドレスをまとった自己の美しいアバターをイメージすることは「パーソナルスペース」を広げ、明らかにカタルシス効果があります。一種の癒しになる訳ですね。


そして現実のからからに乾いた効率優先のオフィスでの仕事を忘れ、一時夢の世界に浸れます。


ステップ 3) お城に行こう


 セカンドライフでは美しいお城やお城に相当する奇麗な場所、ダンスクラブやカフェなどが一杯あります。



 そうなれば女性参加者にとって足りないものは何かというと「王子様」が不足しています。


●●男性の基本パターン


 ところが男性の方は、女性ほどセカンドライフにおける「自己愛」(綺麗なアバターやお洒落)を気にかけません。彼らはスクリプトをいじって商品を作ったり、シムの運営をしたり、麻雀をしたりと製作やシムやクラブ運営に精力を使います。


一寸洒落たジーンズとシャツを手に入れれば、「もうそれで充分」と言う「着たきりすずめ」の男性アバターが多い訳ですね。


参加者の数は男性が6対4で多いけれども、滞在時間となるとこれが逆転する」セカンドライフです。女性の滞在時間が圧倒的に多い訳ですね。


●● まるで進化心理学の「実行性比」の差


そこでギャップが出てきます。王子様を求める女性と王子さまになろうとしない男性のギャップが存在すると言う訳ですね。これは進化心理学の実行性比の差にたとえられます。


セカンドライフには御洒落をしない男性アバターと御洒落に身を焦がす女性アバターのコンフリクトが存在します。


ちょっと気の利いた女性はさっさと「相対的にましなお洒落な男性」を捕まえてパートナーにしてしまいます。


 またセカンドライフにおいて現実の出会い=mixi型の出会いが現実に起きているのも事実です。めでたく入籍されたカップルもいらっしゃいます。


●● 優しいマナーを求めてホストクラブへ通う訳


でもセカンドライフの日本男性は「王子様」のように優しく、マナーを心得ている訳ではありません。このあたりが問題なんですよね。女性にプリンセス気分を味あわせてくれるプリンス役がまた圧倒的に少ないのですよ。確かに特に日本の男性はエスコートになれてませんから。


だから一部の女性は積極的に「ホストクラブ」に通います。セカンドライフのホストは「イケ面」、「御洒落」、「女性を楽しませる会話が上手い」、そして「プリンセスメーカー」ですから。結構、訓練も厳しいようですが。


現実社会のホストクラブは怖くて行けない女性たちも「セカンドライフのホストクラブ」では何のリスクもなく、「優しいプリンスとの一夜」を楽しめる訳ですね。


●● 女性たちは如何にしてお金を稼ぐか


 ホストクラブ通いはセカンドライフでもお金がかかります。まあ現実社会ほどではありませんが。お金がないとホストとVIPルームに行ったり、個室に行ったりできないわけですね。


 ホストクラブで楽しむにはお金が必要です。


 はい、セカンドライフにある程度、ゲーム感覚でお金をかけることのできる女性たちが多数いる一方で、学生さんのようにお金がなく、やっとパソコンを買ってセカンドライフを楽しんでいる女性たちも大勢います。


そう言う女性たちは多くの場合、キャンプと言われる場所に居座ってお金を稼ぎます。


シムを流行っているように見せかけるキャンプは15分で1リンデンドルとかお金を稼ぐのに結構、労力が入ります。一部の女性たちは嫌になっています。そこにナイトクラブが声をかけてエスコート嬢をスカウトすると言うパタンが日本町にも見られ始めています。


 ナイトクラブも男性アバターから需要がありますが、ホストクラブほど盛況ではありません。


だからナイトクラブ間の競争も厳しく、ダンサーやエスコート嬢になってもチップが貰えない夜も一杯ある訳ですね。

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