“都心回帰”で高所得ファミリー層の転入続く港区マンション、30年後には「オールドタワー問題」も
2008年06月30日19時20分 / 提供:MarkeZine
三菱総合研究所は、東京都都心3区「千代田区・中央区・港区」を中心に人口の「都心回帰」が進んでいるという分析レポートを発表。所得の高いファミリー層の転入がその要因となっているようだ。
三菱総合研究所は、総務省「平成17年国勢調査報告」速報値などをもとに、首都圏における「都心回帰」の実態についての分析結果を2006年7月に発表。2年後の今回、新たに「都心回帰」の“その後”について分析を行った。
前回は、都心3区(千代田区・中央区・港区)を中心に人口の「都心回帰」が進んでいる状況が明らかになったが、この傾向は現在も継続中。23区全体での人口増加は年1%程度なのに対して、都心3区では平成12年以降年4%を超える伸び率を示している。
また、平成17年までは東京都中央区での人口増加が目立っていたが、その後“都心回帰の重心”は東京都港区へ移っているという。港区での人口増減を年齢階級別にみると、増加が目立つのは、30歳代、40歳代および5歳未満の層で、住宅取得期のファミリー層の転入が人口増加の要因となっているようだ。
東京都港区内『人口増加エリア トップ10』(平成15年⇒平成20年)
また、港区内の平成15〜20年での「人口増加エリア トップ10」では、臨海部での増加が目立っており、芝浦地区では工場跡地などに建設されたタワーマンションへの入居が影響しているようだ。これらの物件は、ラウンジやシアター、スポーツジムなどの充実した共用施設を有していることから、所得の高いファミリー層が入居していると考えられる。
この人口増加傾向は、平成20年以降は落ち着くと見込まれているが、急激で局所的な人口増加を経験したこの地域では、小中学校などの公共施設の整備・確保など、生活環境の質的向上が課題となる。同レポートでは、子育て支援、プレスクールなどの幼児教育、高度予防医療、リラクゼーション、資産運用相談、生涯学習など、駅近隣や駅中を中心に、新たなビジネスチャンスが期待できると分析している。
しかし、35歳前後の世代が一時期に急激に流入してきたエリアでは、およそ30年後の2035年には高齢者が急速に増加することも予測される。「オールドタワー問題」が顕在化する可能性もあることから、変化に柔軟に対応できるエリアマネジメントも重要だと指摘している。
【関連記事】
・所得格差が結婚に影響、「第1子出生」が最も高いのは夫婦合計所得「100万円未満」【厚生労働省調査】
・大和ハウスとベネッセがコラボ、子育て重視の住宅プラン「ハッピーハグモデル」発表
・創芸、個人情報を使用しない不動産販売に特化したDM商品を開発
三菱総合研究所は、総務省「平成17年国勢調査報告」速報値などをもとに、首都圏における「都心回帰」の実態についての分析結果を2006年7月に発表。2年後の今回、新たに「都心回帰」の“その後”について分析を行った。
前回は、都心3区(千代田区・中央区・港区)を中心に人口の「都心回帰」が進んでいる状況が明らかになったが、この傾向は現在も継続中。23区全体での人口増加は年1%程度なのに対して、都心3区では平成12年以降年4%を超える伸び率を示している。
また、平成17年までは東京都中央区での人口増加が目立っていたが、その後“都心回帰の重心”は東京都港区へ移っているという。港区での人口増減を年齢階級別にみると、増加が目立つのは、30歳代、40歳代および5歳未満の層で、住宅取得期のファミリー層の転入が人口増加の要因となっているようだ。
東京都港区内『人口増加エリア トップ10』(平成15年⇒平成20年)
また、港区内の平成15〜20年での「人口増加エリア トップ10」では、臨海部での増加が目立っており、芝浦地区では工場跡地などに建設されたタワーマンションへの入居が影響しているようだ。これらの物件は、ラウンジやシアター、スポーツジムなどの充実した共用施設を有していることから、所得の高いファミリー層が入居していると考えられる。
この人口増加傾向は、平成20年以降は落ち着くと見込まれているが、急激で局所的な人口増加を経験したこの地域では、小中学校などの公共施設の整備・確保など、生活環境の質的向上が課題となる。同レポートでは、子育て支援、プレスクールなどの幼児教育、高度予防医療、リラクゼーション、資産運用相談、生涯学習など、駅近隣や駅中を中心に、新たなビジネスチャンスが期待できると分析している。
しかし、35歳前後の世代が一時期に急激に流入してきたエリアでは、およそ30年後の2035年には高齢者が急速に増加することも予測される。「オールドタワー問題」が顕在化する可能性もあることから、変化に柔軟に対応できるエリアマネジメントも重要だと指摘している。
【関連記事】
・所得格差が結婚に影響、「第1子出生」が最も高いのは夫婦合計所得「100万円未満」【厚生労働省調査】
・大和ハウスとベネッセがコラボ、子育て重視の住宅プラン「ハッピーハグモデル」発表
・創芸、個人情報を使用しない不動産販売に特化したDM商品を開発
Ads by Google
コメントするにはログインが必要です
関連ニュース:マンション
- 仕事復帰を急いだ押尾学は「人間失格」ゲンダイネット 11月07日10時00分(17)
- わずか一夜で倒壊寸前の超危険マンション=頼りない応急措置も不安呼ぶ―重慶市
Record China 11月06日12時14分(10) - 【日本"未解決事件"犯罪ファイル03】事態急転!「リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件」被疑者・市橋達也 "整形"術前後の写真入手で逮捕秒読みか!?
日刊サイゾー 11月05日15時10分(6) - 1000万円懸賞狙い ネットで「市橋目撃情報」飛び交うJ-CASTニュース 11月06日19時17分(5)
- 【コラム】 リアルとデジタルが融合する「AR」ってどんな技術?R25.jp 11月07日11時00分(2)
国内アクセスランキング
- なぜ親は子供に「変な名前」をつけるのか?
教えて!ウォッチャー 08日10時00分(57) - [市民マラソン]38歳会社員が死亡 過去にも2回 岐阜毎日新聞 08日21時55分
- どこから調達?顔を変えて逃げ続ける市橋のカネゲンダイネット 08日10時00分(19)
- [鳥取不審死]県警説明は「外傷なし」 57歳男性遺族憤る毎日新聞 08日02時44分
- インフルエンザワクチンは打たなくても良いという説がある
マイスピ 08日18時00分 - テレ東社員、酒気帯び運転で現行犯逮捕産経新聞 08日13時26分
- エレベーター安全神話崩壊 精密機械の落とし穴
産経新聞 08日16時12分 - たばこ増税は健康目的で=小幅引き上げには否定的−峰崎財務副大臣時事通信社 08日15時55分
- 山で不明男性、1週間ぶり保護=キノコ食べしのぐ−新潟時事通信社 08日19時48分
- 「飽きられない女」の秘密
All About 08日11時30分
注目の情報
アフラックの代理店制度のご案内開業資金や経験はいりません!自宅を拠点に独立してみませんか。
開業前の研修充実。仕事はアフラックが全面的にバックアップします。
全国で1万8000人以上の方がイキイキと活躍しています。
代理店募集サイトが新オープン












行きの電車、帰りの電車で