「インテル移籍が報じられている選手は、いずれも興味をそそられるレベルの高い選手ばかりだが、我々は無駄に出費する必要はない。本当に必要な選手だけを獲得する。我々が狙っているのは強烈な個性を持った中盤の選手と1、2名のサイドアタッカーだ」。シーズン終了後の恒例行事のように様々な移籍報道が流れる中、インテルのマッシモ・モラッティ会長が来季の補強について語った。

インテル幹部は27日にMFリカルド・クワレズマ(24)の獲得交渉の為、ポルト幹部と会談を行う予定となっている。ポルトが設定するクワレズマの移籍解除金(移籍金)4000万ユーロ(約67億円)に対し、インテルは移籍金2000万ユーロ(約33億5000万円)とMFペレのレンタル移籍放出を条件に盛り込む予定とのこと。

またインテルは27日、MFマンシーニの獲得に向けた交渉をASローマと行う予定。現状でASローマが1500万円(約25億2000万円)の移籍金を要求していることに対し、マンシーニのASローマとの契約が2009年に満了することを理由に、インテルは1000万ユーロ(約16億8000万円)を提示していると見られている。