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【コラム】メイショウサムソンが春を締めくくる!/宝塚記念

【コラム】メイショウサムソンが春を締めくくる!/宝塚記念
実績では文句なく最上位のサムソン。昨年の天皇賞・秋(写真)で見せた圧勝劇の再現なるか!? 写真一覧(2件)
 この春のGI戦線のトレンドといえば「アグネスタキオン産駒」に「社台」。
 黄色と黒の縦ジマ模様の勝負服がゴールを駆け抜け、毎度お馴染みの面々が顔を並べる口取り写真……という光景にはこの前半戦、少々食傷気味だった。毎週のように「社台勢」の猛攻が続くという現状。このコラム内でも一極化する日本競馬の構造に対し、何度となく苦言を呈したものだ。
 そしてもう一つのトレンドは「アグネスタキオン」。昨シーズンからすでにダイワスカーレットの父としてその地位を確立してはいたが、今春はキャプテントゥーレとディープスカイという2頭のクラシックホースを輩出。来年度の種付け料は一気に1500万円超え(08年度も種付け料は1000万円であり、種付け料はディープインパクトの1200万円に次ぐ国内2位ではあったが)も、という声が上がるほどの活躍を見せてくれた。

 桜花賞の大波乱やオークスでの“疑惑の判定”、さらに安田記念では驚きの強さを見せてくれたウオッカの快勝と、印象に残ることといえば牝馬絡みのネタが多かったのも今春のGI戦線の特徴。そう考えると、個人的に期待していたカワカミプリンセスの宝塚記念回避は、なんとも残念なことである。

 前半戦を締めくくるその宝塚記念だが、ここ一連のGI戦線と比較すると、意外にも豪華なメンバーが揃った印象。しかし、世間一般のマスコミ報道の雰囲気からイマイチ「春競馬最後のグランプリレース!」と盛り上がるものを感じないのは、あのCMが原因だろうか……。競馬好きであるはずの行きつけスナックのママから「宝塚記念は今週なの!?」と、いわれてしまうぐらいなのだから、これは問題だと思うのだが……まあ、この話題はこのくらいにしておこう(苦笑)

 前走の天皇賞・春では、直線入り口でアサクサキングスに一瞬カットされ、さらに外からアドマイヤジュピタに一気に交わされてしまい2着に終わったメイショウサムソン。負けはしたものの、限界説を払拭し、完全復調を思わせる伸び脚を見せてくれた。もとよりベストは2000〜2400mというタイプ。暑い時期があっているのか、汗をかくようになってGI馬らしい風格が戻ってきた。
波乱の続いた春のGI戦線。せめて最後くらいは「強い馬が強い競馬をする」姿を見せてほしいものである。
(佐藤壽恭)
【コラム】メイショウサムソンが春を締めくくる!/宝塚記念
佐藤壽恭…1馬、競馬エイトでTMとしてのキャリアを積む。その
   
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