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【オトコ魂】ゴキブリの素揚げ・イモムシとコオロギのタコス・カイコの腐乳漬け。これが虫の味だ!(前編)

【オトコ魂】ゴキブリの素揚げ・イモムシとコオロギのタコス・カイコの腐乳漬け。これが虫の味だ!(前編)
プラスチックの容器の中で満員電車のお父さんみたいなことになっているのはマダガスカルゴキブリである。でかい。台所で見つけたら恐怖のあまりに消火器を持ち出しそうなサイズだ。そんなゴキブリが今日の食材。つまり食うのだ。

内山昭一氏は昆虫食研究の第一人者である。10年前、信州生まれの内山氏がキャンプの時に戯れで捕まえたバッタを、小さな頃のことを思い出してバーベキューにして食べたところ、意外とおいしく、そこから食としての昆虫の探究が始まった。

お邪魔したのは内山氏が主宰する『昆虫食のひるべ10』。昆虫を食べたことのない人でも大丈夫な昆虫食ビギナーの会で、定期的にネットで参加者を募集している。今回は虫をメキシコ風に調理するとのこと。初めて参加するという人ばかりで、その半数近くは女性で驚いた。ある種、合コンの雰囲気である。

隣りの男の子がゴキブリを見ながら、自分の彼女が台所に並べてたら悲鳴上げますよね、と言った。悲鳴とかそういう次元じゃないよね。イジメだよね。

「でもうまけりゃいいんじゃないですか」

うまけりゃいいのか! 内山氏が食材(?)の説明をする。

「使う昆虫ですが、カイコ。これはカイコのさなぎです。カイコのさなぎはよく食べられていて、日本では釣りの餌に使われていますね。サクサンはカイコ蛾の仲間ですが、どんぐりの葉っぱを食べるのでそれほど個性的な臭いじゃなし、1つが大きいので食べやすい」

サクサンは食用として冷凍で輸入されているという。中国人、何でも食べるなあ。今回、カイコとサクサンは粉末を生地に練り込んで食べる。

「タガメはみなさんご存じですね。すごく香りがいいんですね。野菜炒めの香りづけに使われています今日はトルティーヤに入れて香りをつけます」

フルーツガムの匂いがすると参加者。バナナの香りと内山氏。食べると洋ナシの味がするという。

「アリの幼虫はタイでは缶詰で売られていたり、冷凍で売られています。ツムギアリという種類で木の上に巣を作ります。木の上なので採りやすいんですね」

プチプチして面白い食感だそうである。見た目はウジ虫だけど。

「ジャイアントミルワームはペットショップでイグアナとか爬虫類の餌に使われていますね。ゴミムシダマシ科の幼虫です。コオロギはピザにトッピングするとピザの色とコオロギの色がマッチして、非常に見た感じも食べやすくて好評です」

コオロギのピザかあ。ラーメン屋でどんぶりにハエが入ってたらパニックになるのも人間、ピザに載ったコオロギをうまそうだとかじるのも人間。不思議だ。

「マダガスカルゴキブリの素揚げは単品でやります。手足を切ってお腹を開いて、中身を食べます。グロテスクで食べにくいんですけど、淡白で白身魚の感じです」

どうやっても食べる自分が想像できない。ゴキブリだぜ?

「それでは作っていただきましょう。まずトルティーヤを作って、サルサソースを作ってもらいます」

みんなで手分けして昆虫料理を作るのだ。レッツクッキング! (後編へつづく)

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昆虫料理研究
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