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【独女通信】独女VS子連れ既女
2008年07月08日14時00分 / 提供:独女通信
学生時代、一緒に旅行にいき、恋愛のことも、家族のことも、なんでも話し合えた女友だち。しかし、30代ともなれば、未婚・既婚、子ども有り、子ども無しなど、今の生活の違いから分かり合えないことが増えてくるようだ。
ノリコさん(30歳 商社勤務)は、女子大時代のゼミ仲間が集まる食事会を心待ちにしていた。ゼミ仲間は8名、既婚者4名、独身4名(バツイチ1名を含む)で、誰かの結婚が決まる度、みんなで祝ってきたのだ。「いろいろ心配をかけたけど、彼と婚約できて、ようやく良い報告ができる! と思ったんです」とノリコさん。
子持ちの友だちも、その日ばかりは子どもを置いて来るはずだったのが…。ミホさんが2歳半の男の子を連れてきたことから、食事会はさんざんな状況に。子どもはじっとしていないから、スプーンを放り投げたり、グラスを倒したり、テーブルの周りを走り出したり…。ノリコさんの婚約の報告の途中で、ついにグズりだしてしまった。
話を中断させられたノリコさんは怒り「久々に会うのに、どうして子連れできたの! 子どもは置いてくる約束だったじゃない」と叫んでしまい、その言葉にムッとしたミホさんは、会費をテーブルに置き帰ってしまった。食事会はしらけたまま終了。
食事会の日、ミホさんは両親に子どもを預ける予定だったが、前日にお母様が熱を出し寝込んでしまったとのこと。ご主人は休日出勤で頼れない。「好きで子どもを連れて行ったわけではないし、私たちだってみんなに会いたかったのよ。子どもは迷惑かもしれないけど、あんな言い方しなくてもいいじゃない!」とミホさん。怒りたくなる気持ちはごもっとも。
確かにノリコさんの食事会での失言は良くないが、思わず叫んでしまった気持ちはよくわかる。先に結婚した人は、友だちみんなから祝福されるが、後から結婚する独女は、お祝いも半減するような気がするから。
昨年の夏、カオリさん(30歳 商社勤務)は、学生時代からの友だち・マナミさん(30歳 主婦)に「地元の夏祭り」に誘われた。2年ぶりにマナミさんと子どもに会うのも楽しみだったが…。
カオリさんが驚いたのは、マナミさんの変わりよう。学生時代も就職してからも、人一倍オシャレに気を使っていた彼女だったのに、「ひっつめた髪、よれよれした感じのノースリーブに型崩れしたジーンズ姿の彼女を見たとき、別人かと…。2歳の男の子と赤ちゃんのお世話は大変だと思うけど、もう少しどうにかなるんじゃないって」(カオリさん)。
夏祭りの間は、マナミさんのご主人がお子さんたちの面倒を見てくれたので、話も弾み楽しかったのだが、カオリさんが「ねえ、もう少し髪とか洋服に気を使ったら」といった瞬間から雰囲気が険悪になってしまった。
「私だって、美容院にも行きたいし、洋服だって昔みたいにゆっくり選びたいけど…。今はどうにもならないの。上の子を連れて買い物に行ったら、お魚選ぶのだって大変なのよ。おひとり様で、好きな時に好きなところへ行けるカオリには解らないのよ」(マナミさん)。その場で、カオリさんは一応謝ったが、雰囲気はぎこちないまま。
カオリさんにしてみれば、好きで一人でいるわけではないし、優しいダンナ様と可愛い子どもがいるマナミさんは羨ましくもある。「確かに、言ってはいけなかったのかもしれないけど、それでも、もう少し言い方があると思いません?」(カオリさん)。夏祭りから1年になるが、連絡はとっていないそうだ。
同じ女性でありながら、独女とは「興味の対象」も「日々の過ごし方」も一番異なっているのが子育て中の専業主婦だろう。立場が異なるだけに、どちらが正しいとか、間違っているかは決められないし、決めたくもない。ただ、お互いに相手の状況を察し、言葉を選ぶ余裕があればよかったのだ。
2つのお話を聞き感じたのは、結婚や子育てで、友だちの人生がどんどん変化していくときは、ある程度距離を保つのが賢明だということ。今は小さな子どもも、いずれ大きくなる。10年もすれば、ゆっくり話しができる時間がもてるだろう。失いたくない大切な友だちとは、年賀状と暑中見舞いで細々とでもつながっていきたい。(オフィスエムツー/神田はるひ)
ノリコさん(30歳 商社勤務)は、女子大時代のゼミ仲間が集まる食事会を心待ちにしていた。ゼミ仲間は8名、既婚者4名、独身4名(バツイチ1名を含む)で、誰かの結婚が決まる度、みんなで祝ってきたのだ。「いろいろ心配をかけたけど、彼と婚約できて、ようやく良い報告ができる! と思ったんです」とノリコさん。
子持ちの友だちも、その日ばかりは子どもを置いて来るはずだったのが…。ミホさんが2歳半の男の子を連れてきたことから、食事会はさんざんな状況に。子どもはじっとしていないから、スプーンを放り投げたり、グラスを倒したり、テーブルの周りを走り出したり…。ノリコさんの婚約の報告の途中で、ついにグズりだしてしまった。
話を中断させられたノリコさんは怒り「久々に会うのに、どうして子連れできたの! 子どもは置いてくる約束だったじゃない」と叫んでしまい、その言葉にムッとしたミホさんは、会費をテーブルに置き帰ってしまった。食事会はしらけたまま終了。
食事会の日、ミホさんは両親に子どもを預ける予定だったが、前日にお母様が熱を出し寝込んでしまったとのこと。ご主人は休日出勤で頼れない。「好きで子どもを連れて行ったわけではないし、私たちだってみんなに会いたかったのよ。子どもは迷惑かもしれないけど、あんな言い方しなくてもいいじゃない!」とミホさん。怒りたくなる気持ちはごもっとも。
確かにノリコさんの食事会での失言は良くないが、思わず叫んでしまった気持ちはよくわかる。先に結婚した人は、友だちみんなから祝福されるが、後から結婚する独女は、お祝いも半減するような気がするから。
昨年の夏、カオリさん(30歳 商社勤務)は、学生時代からの友だち・マナミさん(30歳 主婦)に「地元の夏祭り」に誘われた。2年ぶりにマナミさんと子どもに会うのも楽しみだったが…。
カオリさんが驚いたのは、マナミさんの変わりよう。学生時代も就職してからも、人一倍オシャレに気を使っていた彼女だったのに、「ひっつめた髪、よれよれした感じのノースリーブに型崩れしたジーンズ姿の彼女を見たとき、別人かと…。2歳の男の子と赤ちゃんのお世話は大変だと思うけど、もう少しどうにかなるんじゃないって」(カオリさん)。
夏祭りの間は、マナミさんのご主人がお子さんたちの面倒を見てくれたので、話も弾み楽しかったのだが、カオリさんが「ねえ、もう少し髪とか洋服に気を使ったら」といった瞬間から雰囲気が険悪になってしまった。
「私だって、美容院にも行きたいし、洋服だって昔みたいにゆっくり選びたいけど…。今はどうにもならないの。上の子を連れて買い物に行ったら、お魚選ぶのだって大変なのよ。おひとり様で、好きな時に好きなところへ行けるカオリには解らないのよ」(マナミさん)。その場で、カオリさんは一応謝ったが、雰囲気はぎこちないまま。
カオリさんにしてみれば、好きで一人でいるわけではないし、優しいダンナ様と可愛い子どもがいるマナミさんは羨ましくもある。「確かに、言ってはいけなかったのかもしれないけど、それでも、もう少し言い方があると思いません?」(カオリさん)。夏祭りから1年になるが、連絡はとっていないそうだ。
同じ女性でありながら、独女とは「興味の対象」も「日々の過ごし方」も一番異なっているのが子育て中の専業主婦だろう。立場が異なるだけに、どちらが正しいとか、間違っているかは決められないし、決めたくもない。ただ、お互いに相手の状況を察し、言葉を選ぶ余裕があればよかったのだ。
2つのお話を聞き感じたのは、結婚や子育てで、友だちの人生がどんどん変化していくときは、ある程度距離を保つのが賢明だということ。今は小さな子どもも、いずれ大きくなる。10年もすれば、ゆっくり話しができる時間がもてるだろう。失いたくない大切な友だちとは、年賀状と暑中見舞いで細々とでもつながっていきたい。(オフィスエムツー/神田はるひ)
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