昨年11月に女優のサエコと入籍、今年3月には長男が誕生したダルビッシュ有(21)。今シーズンも好調をキープし、北京五輪では星野ジャパンのエースとして、今や国民の期待を一身に背負う日本のエースにまで成長した。

そんな“球界の至宝”ダルビッシュだが、25日に掲載された産経ニュースのインタビューでは、クールなマウンド上とは裏腹に、甘い新婚生活を赤裸々に語っている。

21歳という若さで結婚したことに、「ちょっと早いかなと思いましたけど、そこで決断したんであれば絶対に間違いではない」と話し、“主婦”サエコについては「カレーが本当においしい。手の込んだ僕のことを考えてくれる素晴らしい料理を作ってくれる」と大絶賛。さらに、「結婚して大正解。奥さん(がサエコ)で良かったと思っています」と万全なサポートをしてくれる愛妻に満点をつけた。

また、気になる長男については、「子供を見ていて僕も勇気づけられる。(長男には)絶対に何かしらのスポーツをやらせます。好きなスポーツをやってくれればいいですね」と語ったダルビッシュだったが、「早く家に帰りたいけど、トレーニングとかマッサージの時間とか、自分の体をケアする時間は絶対に短くしないし、したくない。(家に早く帰ってきたことで)そのときは奥さんも喜ぶかもしれないけど(練習で)手を抜いたら、後で奥さんを悲しませてしまう」と述べ、高いプロ意識と強い責任感を覗かせた。

サエコの愛情カレーを食べ、長男の存在を自らのエネルギーに、ダルビッシュはファイターズV3と北京五輪金メダルを目指す。