【福永泰のスロー解説】闘莉王の「ミドルシュート」
「浦和レッズマガジン7月号(6月12日発売)より」
1995年から2001年まで浦和レッズでプレー。04年に計10年間の選手生活にピリオドを打ち、現在はサッカー解説者として『URAWA REDS Before The Game Show』(浦和PARCO1階REDS GATE)などで活躍中。そんな福永さんが毎月1枚の連続写真を見ながら、プレーを丁寧に解析します。今月の写真からはいったい何が浮かび上がってくるのでしょうか?
闘莉王がボランチで起用される理由
――今回は、チーム復調のきっかけをつくった闘莉王選手についてお聞きしたいと思います。ボランチでの起用がかなりフィットしているようですね。
「攻守の中心として抜群の存在感を放っていますよね。闘莉王が復帰する前は、本当の意味でリーダーになれる選手がいなかったので、チームとしてバラバラな印象があった。でも、エンゲルス監督になって、闘莉王がボランチに入ってからは、そういった部分が改善されたと思います。彼のプレーがゴールに直結しているのは、たぶん監督が想像していた以上のプラス効果だったのではないでしょうか。守備だけでなく、攻撃でも結果を残しているから、なおさら存在感が際立ちますよね」
――具体的にはどういった効果が?
「まず、ボランチとしては味方がボールを持ったときに、パスコースをつくって受けるのがうまい。それに、いいタイミングで顔を出せるし、キープ力があるから簡単にボールを奪われません。中央にそういう選手がいると、ボールが自然に集まるので、攻撃においてはボールの動きがかなりスムーズになったと思います。その結果、精神面だけではなく、戦術面でも闘莉王がリーダーシップを握るようになりました。これが安定感を生んでいる要因だと思います」
――確かに、ほとんどの攻撃が闘莉王選手を経由して組み立てられています。
「そうですね。闘莉王の一番良いところは、チャレンジするという選択肢が常に頭の中にあることだと思います。ミスを恐れてより無難で確実な方法を選択するのではなく、一発でゴールに直結するような効果的なパスやシュートを選択できる。これは、やはりメンタルが強くなければできません。最終ラインで守備を任されていたころにもオーバーラップという形でよく見られましたが、ボランチに入ったことで、そういった特長がより引き立つようになりました」
1995年から2001年まで浦和レッズでプレー。04年に計10年間の選手生活にピリオドを打ち、現在はサッカー解説者として『URAWA REDS Before The Game Show』(浦和PARCO1階REDS GATE)などで活躍中。そんな福永さんが毎月1枚の連続写真を見ながら、プレーを丁寧に解析します。今月の写真からはいったい何が浮かび上がってくるのでしょうか?
闘莉王がボランチで起用される理由
――今回は、チーム復調のきっかけをつくった闘莉王選手についてお聞きしたいと思います。ボランチでの起用がかなりフィットしているようですね。
「攻守の中心として抜群の存在感を放っていますよね。闘莉王が復帰する前は、本当の意味でリーダーになれる選手がいなかったので、チームとしてバラバラな印象があった。でも、エンゲルス監督になって、闘莉王がボランチに入ってからは、そういった部分が改善されたと思います。彼のプレーがゴールに直結しているのは、たぶん監督が想像していた以上のプラス効果だったのではないでしょうか。守備だけでなく、攻撃でも結果を残しているから、なおさら存在感が際立ちますよね」
――具体的にはどういった効果が?
「まず、ボランチとしては味方がボールを持ったときに、パスコースをつくって受けるのがうまい。それに、いいタイミングで顔を出せるし、キープ力があるから簡単にボールを奪われません。中央にそういう選手がいると、ボールが自然に集まるので、攻撃においてはボールの動きがかなりスムーズになったと思います。その結果、精神面だけではなく、戦術面でも闘莉王がリーダーシップを握るようになりました。これが安定感を生んでいる要因だと思います」
――確かに、ほとんどの攻撃が闘莉王選手を経由して組み立てられています。
「そうですね。闘莉王の一番良いところは、チャレンジするという選択肢が常に頭の中にあることだと思います。ミスを恐れてより無難で確実な方法を選択するのではなく、一発でゴールに直結するような効果的なパスやシュートを選択できる。これは、やはりメンタルが強くなければできません。最終ラインで守備を任されていたころにもオーバーラップという形でよく見られましたが、ボランチに入ったことで、そういった特長がより引き立つようになりました」
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