アメリカの社会構図も複雑で、あれだけ自己主張するお国柄でも戦争や銃に関しての反対の声は一線を超えては広がらない。次々と起こる悲惨な銃犯罪に打つ手はあるのだろうか?日本も他人事ではない、銃を使った事件は増えているのだ。銃撲滅を訴えるFM番組が6月29日放送される。


TOKYO FM STOP THE GUN 公式サイトによると、銃への正しい認識をもってもらおうと、銃撲滅を呼びかける番組をFM東京をはじめ9局が放送する。

放送日は6月29日で、FM東京、大阪、愛知、DateFM、広島、K-MIX、佐賀が19:00−19:55の放送、
AIR-G'、福岡、が20:00−20:55 と1時間違うのでご注意を。

ゲストには銃犯罪遺族らでつくる「ストップ・ガン・キャラバン隊」の砂田向壱代表が出演する。
砂田氏のご長男は1994年、ニューヨークに留学中自宅アパートで2人組の強盗に拳銃で襲われ亡くなっている、当時22歳の若さだった。命の他には10ドルを奪われていた。それだけのために殺されたのか?
氏はその翌年に、銃器犯罪を国内外から根絶するための啓発活動を行うストップ・ガン・キャラバン隊を結成して現在にいたっている。10年以上にわたり続くその活動が評価され、社会貢献支援財団より「平成19年度社会貢献者」に選ばれた。

また、デザイナーやテレビ、ラジオのMCでもあるia(イア)さんも出演、彼女もやはり海外の友人を銃犯罪で亡くしている。銃犯罪の怖さを知るひとりなのだ。

番組は前述2人と人気DJ、RYO The SKYWALKER とともに進行される。
ジョン・レノンなど銃犯罪の犠牲となったアーティストの楽曲などを聞きながら銃撲滅を考えていく内容となる。

ゲスト参加する砂田代表は
「若い世代は、銃に誤ったあこがれを抱いてしまうこともある。多くのリスナーに耳を傾けてもらい、思いをめぐらせてほしい」
と話す。

昨年1年間でも
長崎市長射殺事件、愛知県長久手町の立てこもり事件、佐世保スポーツジム銃乱射事件と国内の銃犯罪も起きている。
警察庁の統計では、去年2007年1年間で65件の発砲事件が発生し、21人もの方がそれによって亡くなっているという。この死者数は、2006年と比較して19人増、倍率にして10倍を超える数字なのだ。

日本国内へ密輸されている銃の数も増えているという、もはや銃は暴力団など一部でかくしもっている時代ではなく、密かに一般市民がもっている可能性も高いのだ。
一方では、「誰でもよかった」という無差別殺人なども起きている、銃の乱射事件が起きてもおかしくない状態といえる。
アメリカの後を追わないためにも銃撲滅を訴えることは必要なのだ。

(編集部:TAKESHI)